こちらでは『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』第13話のあらすじネタバレと感想をご紹介します。
『麗花萌ゆる8人の皇子たち』の話数ごとのネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。
『麗花萌ゆる8人の皇子たち』12話では、スの化粧によって顔の傷を綺麗に隠すことができたソが祭主となり、無事雨乞い祭を成功させました。
それにより、ソは強い自信と民からの大きな信頼を得ることができましたが、更に皇后ユ氏とヨの怒りを買う結果となってしまいました。
そして祭主として祭壇に立ち、成功をおさめたソをみて、「光宗・・・?」と愕然とするス。
スが愕然とした理由とは?
そんな気になる第13話のあらすじネタバレ、早速みていきましょう。
その前に12話がまだな方はこちらからお読みください.
目次
『麗花萌ゆる8人の皇子たち』13話のあらすじネタバレ
画像引用:BSフジ麗公式サイト
雨乞い祭が成功し、雨が降る中祭壇に向かって祈祷を続けるソ(イ・ジュンギ)の姿を見ながら愕然とするス(IU)。
(第4皇子だった。ワン・ソ皇子が光宗だわ。兄弟、甥、古くからの家臣、片っ端から殺した・・・)と心の中でつぶやきます。
「皇子様こそ龍の息子だ」と大歓声を浴びながら輿に乗り、市中を抜けるソ。
そんなソをただただ呆然と見つめるスは(私が傷を隠したから皇帝に?違うわ。史実がそうなのよ。私がいなくても彼は皇帝になった。でも本当にソ皇子が他の兄弟を?)と一人考え続けます。
そこにウク(カン・ハヌル)がやってきて雨祝いについて話し出しますが、スはソのことで頭がいっぱいで反応できず、「あの人は私のせいで変わるの?皇子様も危ない目に?」と一方的に口にするのでした。
皇后ユ氏の本音
ソが雨乞い祭を成功させたことが気に入らないヨ(ホン・ジョンヒョン)は、一人「天があんな奴を選ぶはずがない!私が雨を降らすはずが!」と大声でわめきます。
そこに入ってきた皇后ユ氏(パク・チヨン)。近づくやいなや、ヨの頬を平手打ちし、「みすみす逃すとは。噛みついてでもあの座を守るべきだった。なぜ奪い返さない?」と怒鳴ります。
驚いたヨは「私もしくじる時があるのです」と反論しますが、皇后ユ氏は「許さぬ。私を皇帝の母にするため捨て身になれ。」と一刀両断し、「茶美園のあの娘がソに化粧をしたのだろう。茶美園の女はみな気に食わぬ。」と感情的に続けます。
しかし、ヨは皇后ユ氏の“皇帝の母にするため”という自分本位な発言に呆然とするのでした。
父と息子の和解
無事、雨乞い祭を終えたソ。
正胤(キム・サノ)と太祖より功績を称えられますが、「恐れ多くも、正胤の代役を」と謙遜します。
「数年ぶりにそなたの顔を見た。その傷が長い隔たりを生んだな」という太祖の言葉に「ご心配おかけしました、父上」と返すソ。
「仮面なしで堂々と生きよ。正胤が力を尽くせるよう誠心誠意支えるのだ。父は信じておるぞ」と声をかけられ、嬉しそうな表情を浮かべます。
そんな2人を正胤やジモン(キム・ソンギュン)は笑顔で見守るのでした。
ジモンの正体
雨宿りをしているスとウク。
いまだ呆然としているスはウクから「そなたがソの傷を隠したのか?」と聞かれ、放心状態のまま頷きます。
ウクから「ソが祭主を務めたからといって何も変わらない。陛下が雨祝いを行ってくださる。最後の女官の開放から久しい。きっと出られる」と言われるも、相変わらずソで頭がいっぱいのスは「ダメだわ。確かめなきゃ」と一人つぶやき、雨の中を飛び出していきました。
そんなスが向かったのはジモンの元。
次の皇帝は誰か、と尋ねます。「何事もなければ正胤です」と返され、「では正胤の次は・・・その次は・・・?」と質問を重ねるスに「光宗、と言いました。ソ皇子をそう呼びましたね」と雨乞い祭での発言を指摘するジモン。
慌てるス。
ジモンはそんなスに、自分は4、5歳の頃に溺れ1度死んだが、翌日目を覚まし、母からは大人びて別人のようだ、と言われていた、と過去の話を始めます。
また、初めて話す、と前置きをし、人を乗せて飛ぶ大きな鳥やおのずと動く階段と部屋など不思議な光景がちらつくことがある、と打ち明けるのです。
(この人も現代からきたの?子どものころだから覚えてないのかな?)と驚きを見せるス。
続けてジモンは「お嬢様も死にかけたとか。私のように予知眼をお持ちなのでは?本当に知りたいことは?」とスに問いますが、ソ皇子はみんなを殺すのか、ウクは大丈夫なのか、などと心のままに聞くことができません。
「私はどうすれば・・・」とだけ口にしたスに、ジモンは「何もしてはいけません。何を見ても放っておくのです。」と忠告します。
「変えられるなら?悪い出来事を防いだり、いいことを変えたり・・・」と続けるスに「すでにソ皇子に化粧を」と遮るジモン。
「誰にも分からないことです。未来が変わったのか、運命のとおりなのか。流れに身を任せるのです。ご自分のために」と再度念押しするのでした。
自分を必要とする座
雨を眺めながら話をするウクとヨナ(カン・ハンナ)。
「ソ兄上は雨を降らせ陛下の信頼を得ましたね。兄上が代役を務めれば良かったのでは?」と言うヨナに、「あれはソに与えられた座だ。私の物ではない。」と淡々と答えるウク。
「皇帝の寵愛は野心をうみます。警戒すべき人がまた増えましたね」と畳みかけられるも、ウクは「へ・スもソが変わると。陛下に認められたから何だ。今までの冷遇を考えろ。私を必要とする座もあるはず。それが何か実に気になる」と淡々と続けるのでした。
スの決意
雨の中、ぼーっと歩いていたスは、突然誰かに抱き寄せられます。その相手がソだと分かった途端、思わず悲鳴を上げて突き飛ばし、距離をとるス。
慌てて「あまりに急に引っ張るので・・・。悪気はありません。驚いただけです。すみません」と謝るスに、「生まれて初めて陛下を父と呼んだ。15年ぶりに目を見て話してくださった。堂々と生きろと。これまでの孤独感が一瞬で消え去った。みんな私に礼を言うのだ。怖がらず、獣とも言わない。笑えるがこんな自分も悪くない。そして私を変えたのはお前だ。」と嬉しそうな表情で話すソ。
(この人が残忍な皇帝に?信じられない)そう思ったスは、未来が変えられることを期待し、「腹が立っても耐えて。人に危害を加えないで。みんな皇子様の味方です。皇子様を大切に思っています」と必死に訴えます。
そして「小言は結構だ。あぁ、いい気分だ」と嬉しそうに微笑むソを見ながら(私ならできる。放っておかない。誰も不幸にしない)と固く決意するのでした、
太祖の決定
皇子たちのお茶会を見つめる太祖とジモンと大将軍パク・スギョン。
太祖からスギョンの娘スンドク(チヘラ)の縁組の相手を皇子の中から選ぼうと思う、と告げられる。
ジモンと太祖から、武芸に秀でるジョン(ジス)、松嶽一の美男であるペガ(ナム・ジュヒョク)、共に武術を学んだソ、と順に名前を挙げられます。
しかし何かと理由を付けて断り、2人からは名前が出てこなかった娘の想い人ウン(ベクヒョン)を希望したため、2人から驚かれます。
その後、皇子達の元へ訪れる太祖。
ソに対し「国を救ったソには褒美を遣わそう。何がよい。私邸用の土地と田畑はどうだ」と問いますが、ソは「女官のへ・スをください」と頼みます。
スを含め、そこにいた全員が驚きを隠せませんでしたが、太祖がこれを了承したため、スは上級女官に昇格することになりました。
続けて、太祖はパク・スギョンの娘スンドクとウン皇子の婚姻について話をすすめていることを発表します。
「私はしたくありません」と断るウンに驚きを隠せない面々。
ウンは「とにかく嫌です。お取り下げください。私は望んでおりません。婚姻を強いるなら死を選びます。」と平伏までし、「余に従うより死を選ぶだと?」と太祖の怒りを買ってしまいますが、正胤になだめられ「ありがたき幸せに存じます」と渋々受け入れるのでした。
想いを確認する2人
「腕輪のお礼というか、皇宮を出る記念というか・・・」と恥ずかしそうに風呂敷の包みをウクに渡すス。
中には枕が入っており、「ミョンさん(パク・シウン)が皇子様がよく眠れるよう、枕を作ってさしあげろと。」と伝えます。
お礼を言ったウクは、自分も渡すものがある、と言いながら懐から書物を出したため、「書ですね。勉強します」とスは顔を引きつらせます。
ウクはそんなスを笑いながら、書をめくってパラパラ漫画を披露し、スを喜ばせるのでした。
そして、ウクは「ウンの婚姻が雨祝いだ。女官の開放はなくなった」と気まずそうに伝えます。
スは気丈に振る舞いますが、「いつ次の機会がくるか分からない」と続けるウク。
そんなウクに「待って下さるなら、私は待てます」とはっきりと伝え、パラパラ漫画に目を戻すス。
ウクは「また雪が降ったらこの道を歩こう。2人で。そなたを愛している」とスを抱きしめ、スもまたしっかりと抱きしめ返すのでした。
オ尚宮の忠告
太祖の好みや症状、注意点などを詳しくスに伝え始めるオ尚宮(ウ・ヒジン)。
そして「ソ皇子には注意を。お前が情を抱かせた。その気がないなら離れろ」と続けます。
「私があの方の人生を変えられるとしても離れろと?」と尋ねるス。
そんなスに、オ尚宮は若い頃、無名の将軍と恋仲であったこと、自分との平凡な暮らしを選ぶと思ったが手の届かないところへいってしまったことを打ち明け、「人は人をかえられない。だからお前も誰かを変えられると思うな」と忠告するのでした。
ソに化粧を施しながら、筆の使い方や塗り方を教えるス。
「面倒だから自分でやれと?」と尋ねるソに「覚えたほうがいいかと」と伝え、化粧品の作り方を書いた紙を手渡します。
そんなスを「まるで別人だな。」と訝しげに見つめるソと俯くス。
そこにオ尚宮がソを呼びに来たため、スはよそよそしく頭を下げて退室していきました。
ペガとウヒの再会
剣舞の練習をしているウヒ(ソヒョン)。
近くではペガが子どもたちに笙を吹いて聴かせており、その音色に引き寄せられます。
2人は再会を果たしますが、相変わらず言い合いばかり。
ウヒは憎まれ口をたたき、そのまま姿を消してしまいました。
ウンの婚礼日
ウンとスンドクの婚礼日当日。
直前になって部屋に閉じこもり、出てこなくなったウンに周囲はあたふた。
スンドクは婚礼の衣装で「お前しかいない」とスに助けを求めます。一度は断りますが、スンドクの熱意に負けて応じるス。
「開けないと絶交ですよ」というスの言葉にあっさりと扉を開けたウンは部屋の中でお酒を飲んでいました。
「お酒を飲めば婚姻から逃れられます?」と聞くスに「何も知らないくせに」と悪態をつくウン。
「私が好きだからやけになっている」とはっきりと告げるス。
ウンはスが気づいていたことに驚きながらも、「第二夫人になるか?第一夫人ではないが、大切なのはお前だ」と想いを伝えます。
しかし、「そうはいきません。夫を何人もの女と共有して待つだけの人生なんて嫌です」と即答で断るスに、「うそだ。第一夫人だとしても断っただろう」と言い放つのでした。
『麗花萌ゆる8人の皇子たち』13話のあらすじネタバレと感想まとめ
父親、太祖との距離が一気に縮み、子供のように喜ぶソがとても可愛いです。
今まで相当辛い想いをしてきたので、ようやく報われたな、とこっちまで嬉しくなりました。
皇后ユ氏はまだまだ問題がありそうなので、太祖とだけでも、このまま良い関係が続くことを祈るばかりです。
そしてオ尚宮の過去の話、忠告は心に刺さりました。
スのことを本当に心配しているのが伝わりますよね。スはどんな決断をするのか、気になるところです。
ジモンの正体も明らかになり、ジモンやオ尚宮など、スには心強い味方がたくさんいて羨ましいぐらいです。
そしてウンとスンドクの婚礼が決まりましたね。今は心底嫌がっているウンですが、この2人の関係がどのように変化していくのか楽しみですね。
ペガにも新たな出会いがありましたし、他の皇子たちの恋愛にも注目したいです。
続きの麗14話はこちらからお読みください。
チェジモンや演じてるキム・ソギョンについてはこちらをお読みくださいね。