『麗花萌ゆる8人の皇子たち』の話数ごとのネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。
『麗花萌ゆる8人の皇子たち』18話では、教坊の下働きをするへ・スと後晋から帰ってきたワン・ソの姿が描かれました。
そしてついにウヒが太祖ワン・ゴンの暗殺を実行する日、合評会が始まりました。
その頃、スを皇宮から出すため、嫌なら皇宮を出て離婚をしてもいいから、との条件も付けてプロポーズするソ。
ワン・ウクに見られ、思わず逃げ出すス。
プロポーズの返事は?
暗殺の結末は?
そんな気になる第19話、いってみましょう。
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目次
『麗花萌ゆる8人の皇子たち』19話のネタバレ
思わず逃げ出すへ・ス(IU)。
ワン・ソ(イ・ジュンギ)は追いかけようとしますが、ワン・ウク(カン・ハヌル)がそれを止め「皇子と下働きが婚姻?スをからかうな」と冷静に怒りをぶつけます。
本気だと返すソの胸倉をつかむウク。
「今まで通りスを放っておけ。もう親戚でもない。無関係だろう」と睨みつけるソ。
合評会
一方、合評会ではウヒ(ソヒョン)らが剣舞を舞っています。
(https://programs.sbs.co.kr/drama/scarletheart/clip/52263/22000198731)
にこやかにそれを見ていたペガ(ナム・ジュヒョク)でしたが、ウヒが太祖の暗殺を実行しようとしていることに気づき、ウヒの前に飛び出します。
剣を身体に受けたペガ。
ちょうどその時、太祖ワン・ゴンが急に倒れ、場が騒然とします。
誰にも気づかれないよう、その隙にウヒを逃がすペガなのでした。
太祖の願い
横たわる太祖とその横で見守るチェ・ジモンとパク・スギョン。
https://programs.sbs.co.kr/drama/scarletheart/clip/52263/22000198731
死期が迫っていることを察した太祖は「高麗は永遠であろうか」、「正胤(キム・サノ)を選んだことは正しかったのか」などと弱音を吐き始めます。
「それは我々が証明致します」と元気づける2人に「よき友をもったようだ」と表情を緩める太祖。
「余の戦は終わった。次はそなたたちの番だ」と2人に正胤とソを託すのでした。
太祖に運ぶお茶の用意をしながら、ソからのプロポーズを回想するス。
心が揺れます。
ジモンとスジョンの戦い
御殿へ向かう、ワン・ヨ(ホン・ジョンヒョン)とウク、ワン・ウォン(ユン・ソヌ)。
3人は松嶽への道を塞ぎ、太祖が逝去したタイミングで遺言書を確保して皇位を手に入れる計画を企てているのでした。
そこに太祖を心配してやってきたワン・ジョン(ジス)も加わります。
すると、そこへスギョン率いる大勢の兵士たちがやってきて、4人を取り囲んだのです。
「何の真似だ!」と怒るジョンに、「皇子様方はお帰りに。じき陛下からお言葉があります」と返すスジョン。
「それはできない。万が一に備えて遺言書を守らなければならない」と言い張るヨ。
スジョンはその言葉に二ヤリと笑い、「すり替えるおつもりでは?疑われたくなければお帰り下さい。」と告げます。
「陛下のお許しなしに御殿に足を踏み入れれば逆賊とみなし斬り捨てます」と続けたスジョンの言葉に、渋々立ち去る4人なのでした。
一方、ジモンは太祖の元へ向かおうとする皇后ユ氏(パク・チヨン)と皇后ファンボ氏の行く手を阻んでいいます。
「無礼者。命が惜しくないのか」と怒りをぶつける皇后ユ氏でしたが、それでもジモンはひるみません。
皇子たちに手をだしていないかと尋ねる皇后ファンボ氏に皇子たちは住まいにもどっているはずだと告げるジモン。
「正胤が来るまで時を稼ぐ気だ」と呟く皇后ユ氏です。
皇位を狙う者
太祖の寝床でお茶を入れるス。
目覚めた太祖はお茶の香りにオ尚宮(ウ・ヒジン)を想い出します。
そして、スに「余はじきに死ぬだろう。正胤を連れてくるのだ。最期に間に合うよう」と命じます。
他の人に頼むと返すスでしたが、太祖は「だめだ。お前でなければ。ここにいる者以外は信用できぬ。正胤が戻るまで余の死は知られてはならん」と止めます。
そして、「この部屋を出たら近づく者がいるはず。ただ容体を尋ねる者には茶を所望していると言えばいいが、生死を尋ねる者には用心せよ。その者は皇位を狙っている」と続けます。
「急ぐのだ。誰も信じるな。お前に高麗の命運がかかっている」その言葉を受け、スは慌てて部屋を飛び出るのでした。
その頃、ソは正胤を迎えに行こうとしていましたが、ヨナ皇女(カン・ハンナ)率いる兵士たちに行く手を阻まれます。
合評会の日、ウクが鎧をつけていたのは合評会で陛下を討つためだったのかと尋ねるソ。
「今大事なのは陛下の後を継いで誰が皇位に就くかです」と返すヨナに、ソは「正胤が就く。陛下のご意思だ」と即答します。
「兄上は皇帝になりたくないのですか?」と問うヨナ。
「なりたいと思えばなれるのか?」と聞き返すソに、「私の協力があれば。私と我がファンボ一族が後押しすればなれます」と返します。
皇帝になれば全てを手に入れられる、というヨナの言葉に「ならば人の心も手に入れられるか?それならなりたい。私が皇帝になる」と返すソに呆れるヨナ。
道をあけるよう説得するソでしたが、応じないヨナなのでした。
https://programs.sbs.co.kr/drama/scarletheart/clip/52263/22000198731
正胤を探しに行くスを引き留めるウク。
どこへ行くのかと尋ねられ、「陛下がお茶をご所望なので茶美園に行きます」と返すス。
ソとの間柄についても問われますが、急いでいるからとその場を去ろうとします。
しかし、「もしかして陛下は逝去されたのではないか?」と続けたウクに、太祖の言葉を思い出し驚きを隠せないス。
「皇子様は皇帝になりたいのですか?」と聞くスに、「大切なものを守るには強い力がいると気づいた。そなたのために私が皇帝になる」と答えるウク。
自分のためだと言われて驚くスに、ウクは「明日、ヨ兄上と御殿を襲撃する」と告げます。
スがそれは謀反だと止めますが、スの肩を掴み「どのみち正胤は戻ってこられない。空いている皇位を奪うのみ。今の話は胸の内に秘めて身を隠していなさい」と続けるウク。
再度、太祖の生存を確認するウクに、呆然としながらも「お茶を所望です」とだけ返し、その場を去るスなのでした。
太祖の死
ようやく太祖との面会を許可された皇后ユ氏と皇后ファンボ氏。
太祖は皇后からの呼びかけに応じることなく、若かりし頃の幸せそうなオ尚宮(ウ・ヒジン)の姿を思い出し「スヨンよ」と名前を呼んで、そのまま亡くなってしまいます。
静かに死を受け入れる皇后ファンボ氏。
一方に皇后ユ氏は「目を開けよ。私を見捨てないで。戻ってきて。逝かせてたまるか」と身体をゆすり、泣き叫ぶのでした。
回廊で話をするウヒとペガ。
「お前が邪魔立てしなければ陛下を殺せた」と涙を浮かべるウヒに「陛下を殺すために芸妓のふりを?恐ろしい女だ。一体何の恨みがある」と責めるペガ。
「お前の父親が私の家族を殺した。私だけ生き残り、皆殺された」。
ウヒのその言葉に、ペガは「その手首の傷も私の父のせい?すまない。代わりに謝る。すまない。敵の息子ですまない」と何度も謝りながら、きつくウヒを抱きしめます。
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ペガの腕の中で涙を流すウヒなのでした。
太祖が逝去したか、その時が迫っていると予測しているヨ。
しかし、そこに現れたジョンが茶美園のお茶を飲んで回復したようだ、と告げます。
皇后たちも御殿から出てくることが許されていないのは、中の様子が外に漏れるのを恐れているからだと察したヨ。
ジョンからお茶を入れたのはスだと聞き、スだけが太祖の容体を知っていることに気づき、ウォンにスを捕らえるよう命じました。
ソを探すス。
自分を探しているウォンを見つけ、身を隠しているところで偶然ソに出くわします。
ソに、今頃太祖が逝去されたであろうこと、正胤を連れてこいと言ったこと、ヨが明日御殿を襲撃することを伝えるス。
急かすスに「正胤は元後百済の地に。松嶽の出入りを制限されたから手立てを探さねば」と考え始めるソ。
「後百済なら・・・道に詳しい者がいます」と告げるスです。
その頃、皇宮を去ろうとするウヒを「誰にも気づかれていない。全て忘れて私といてくれないか?」とペガが引き留めていました。
そこに現れたスとソ。スはウヒに正胤の迎えを頼みますが、「信用ならない」と疑うソ。
スとペガはウヒを信用できる友人だとソに紹介します。
太祖の逝去を2人に告げるソ。
ペガは驚きながら、崩れ落ちそうになるウヒを支えます。
「じきヨ兄上とウクが御殿を襲撃する。すぐに正胤を連れ戻さねば。だがすでにウクが松嶽への出入りを制限した。」
そう話すソに「私だけが知る後百済へ行く道がある」と正胤のお迎えを引き受けるウヒでした。
ウクの計画
ソが松嶽を出ようとしたことを報告するヨナと、それは正胤を連れ戻すためだと察したウク。
「これは好機です。今すぐ襲撃しましょう。陛下は次期皇帝に兄上を指名したと公布を」と大胆な提案をするヨナ。
しかし、ウクは「逆賊と後ろ指をさされてまで皇帝になる気はない。誰も文句が言えないよう完璧でなければ」と冷静に告げます。
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「兄上の本心が分かりません。ヨ兄上と組んだなら、なぜ正胤を討たないのです」と問うヨナに「優先順位をつけている。誰を先に討てば有利になるか。正胤か、ヨ兄上か、それとも・・・」と冷たい眼をして答えるウク。
「変わりましたね。心から皇帝になることを望んでいるようで嬉しいです」と嬉しそうなヨナ。
「今、最も懸念すべきは、一人の裏切りだ」と一人呟くウクでした。
王座の重み
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王座を見てたたずむスに、「座りたいか?」と言いながら近づくソ。
「いやです。あの座を守るために陛下はオ尚宮様を捨てた。皇子様は兄弟と戦うことに。恐ろしい座です。」と答えるス。
明日の戦いでウクの心配をするスに、できるだけウクを傷つけないよう努力すると返すソは「逆に私が死ぬかも。心配ではないか?」と問いかけます。
(第4代皇帝、光宗だから、あなたはまだ死なない。)と心の中で呟きながら「大丈夫です。結果はどうあれ、死にません」と返すスでした。
いまだ太祖の死を受け入れられない皇后ユ氏と、太祖に顔掛けをしようとする皇后ファンボ氏が言い争っているところへ、入ってきたソ。
太祖の横に跪いたソに、ジモンは「浮生。人生は誠にはかなくて、むなしい。」という最期の言葉を伝えます。
亡き父親の姿を見ながら、毎年新しい仮面を届けてくれていたことを思い出し、静かに涙するソ。
そっと太祖に顔掛けをするのでした。
そして、ジモンに皇宮内の兵と武器の数を大将軍に確認するよう指示し、明日ヨとウクが反乱をおこすことを告げます。
「陛下のご意思どおり、正胤を陛下にせねば」と続けるソに、「今ウクと言ったか。私の聞き違いだろう?」と驚く皇后ファンボ氏。
皇后ユ氏は「手を出すな。ヨを傷つけたらお前を殺す」と罵ります。
そんな皇后ユ氏を「その口を閉じろ。息子たちの命が危ない。なんとしてでも助けねば」と言い聞かせる皇后ファンボ氏でした。
後百済の地へ向かうウヒとペガ。
これまで身分を偽ったことを弁解し、謝罪するペガとおあいこだと受け入れるウヒ。
「私が楽師でお前が芸妓ならどうだっただろう。今とは違う関係になれただろうか。」と問いかけるペガですが、ウヒは話題を変えて誤魔化します。
明日の別れを確認し合う2人。
ペガは「もう二度と会えないのなら、今夜は意のままに振る舞うぞ」と言い、キスをするのでした。
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朝になり、大勢の兵を引きつれて御殿にやってきたヨとウク。
静かな御殿に不信感を抱きつつも、ソが来れば殺すつもりだと意気揚々のヨ。
そんな2人の前に立ちはだかったのは、ソとスギョン。
離れた場所にいるスに気づいたウクは目を伏せます。
「陛下の御殿に兵を引き入れるのは謀反です」と告げるスギョンに「母上を引き渡さねば皇位を奪うための策略だと見なすぞ」と反発するヨ。
そして剣を抜いたウクとソの一騎打ちが始まり、心配そうに見つめるスなのでした。
https://programs.sbs.co.kr/drama/scarletheart/clip/52263/22000198731
『麗花萌ゆる8人の皇子たち』19話の感想
太祖、実は毎年ソに新しい仮面を送っていたんですね。自分からは直接渡さない少し不器用だけど優しい、父親としての愛情にジーンときました。
母親からあんなに無下に扱われても、そんな父親の愛情があったからこそ、ソは心優しい青年になったのだと納得しました。
優しいウクに戻ってほしい、と願うばかりです。
最後、ついにヨとウクが動き出しました。
ますます激しくなる皇位争いに、目が離せません。
『麗花萌ゆる8人の皇子たち』19話のあらすじネタバレと感想まとめ
合評会で太祖の暗殺を計画していたウヒですが、太祖が倒れ、ペガがかばったことで失敗に終わりました。そんな2人の初めてのキスは、とてもキレイでしたね。
そして太祖がついに亡くなってしまいました。ヨとウクが動き出し、ますます激しくなる皇位争い。
ドキドキの展開に目が離せません。
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