こちらでは『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』第4話のあらすじネタバレと感想をご紹介します。
『麗花萌ゆる8人の皇子たち』の話数ごとのネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。
イケメンたちが勢ぞろいの『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』。ヘ・スがいろんなキャラの皇子に囲まれてうらやましい!と思う反面、全く知らない世界で生きるのは相当つらいだろうなと…複雑な心境になりますね。
第4話ではどうなってしまうのでしょうか?!
第3話をまだお読みでない方はこちらからどうぞ。
目次
『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』第4話のあらすじネタバレ!
画像引用:麗公式サイト
前話ではナレの儀式に刺客が侵入し、正胤(チョンイル)皇太子ワン・ムの身代わりになっていた第4皇子ワン・ソが腕を浅く切られてしまいました。刺客たちは逃げ、林の中に潜り込みます。
それを追った第3皇子ワン・ヨ、ワン・ソ、第8皇子ワン・ウクも後に続きます。刺客を追っているソを見かけたスまで林の中に…。
林の中でワン・ソがヘ・スを人質に!!
林の中、互いに剣を構え対峙している第4皇子ワン・ソ(イジュンギ)と、第8皇子ワン・ウク(カンハヌル)。ワン・ソの腕の中にはヘ・ス(IU)が捕らえられています。
「娘の命などどうでもいい」と言い放つソに対し、ウクは剣を地面に落とします。「私に免じて、娘を離してくれ」と頼むウクの真剣な表情にソは渋々ながらも応じます。スをウクへ突き出しました。
スは、怯えながらも「向こうで同じ仮面を被った人が大勢殺されました」と2人に言います。顔を見合わせるソとウク。嫌な予感がします。
一方、ナレの儀式をしていた宮殿では司天供奉(サッチョンポンゴン)チェ・ジモン(キム・ソンギュン)と皇太子(正胤)ワン・ム(キム・サノ)がいます。
正胤(チョンイル)皇太子ムは弟のソに儀式で方相氏(バンサンシ)として鬼を払う自分の身代わりを頼んでいたのです。弟の心を利用し、身代わりをさせ怪我もさせてしまったと後悔しているム。国を率いるにはとても優しすぎるような気もします。
ジモンも複雑な表情です。
林の中に戻って。
スが「大勢殺された」と言った場所へと向かったソとウク一行。しかし、その場所には殺されたはずの死体がありません。
誰がどのように殺したのかスに詰め寄るソですが、暗闇の中ですからスもわかるはずがありません。周辺を観察していたウクは周辺の竹に血が飛び散っているのを発見しました。状況的に血が流れたのは間違いない。そして、死体を運んでしまうほど周到な輩でもあったという結果に。
最後の証人だった人物を殺されてしまったソは、ウクへ怒りをぶつけます。ウクは「スを守るためだったから仕方がない、明朝改めて探索する」と至って冷静。ここでもスマートな男全開です。
ソが立ち去り、一気に緊張が解けたスは腰を抜かしてしまったのかその場に座り込んでしまいました。気が張っていたんでしょうね。
「帰ろう」と優しく問いかけるウク。スは大号泣します。林の中にいるのに周囲を気にしてしまうほど困惑するウク。子供をあやすようにスをヨシヨシとなだめています。
女性たちの伏線…?
こちらは湯殿のユ氏(パクチヨン)。
ナレの儀式で皇太子とソが入れ替わっていたことを思い出しては、イライラしている様子です。何かに気づいたユ氏は湯から上がりました。
奥から入ってきた人物は皇太子とソの兄弟でもある、第3皇子ワン・ヨ(ホン・ジョンヒョン)ではないですか!母の湯殿に来るとは、よほど重要な話があるんですね。さて、その話の内容は?!
ユ氏の髪の毛をタオルで挟みながら拭いているヨに、ユ氏はヨが皇太子になるはずだったのにソが台無しにしたと言いました。
「刺客は皆殺し、後始末はしかと済ませておきました」とヨ。会話から察するに、この2人がナレの儀式で皇太子を襲わせた犯人のようです。
ソが身代わりになったことがひっかかるヨは、ジモンとソにはなんらかの深い関わりがあるのではないかとユ氏に伝えます。
ユ氏も習ったはずのない武芸を巧みにこなしたソに少なからず疑問を抱いた様子。とにかくソ、ジモン、陛下それぞれの腹の中がわからなければ行動に移せないことをヨに吹き込み「この高麗は私の息子 そなたのもの」と言い放ちます。
強い。皇后にまで登りつめた人物でも可愛い子供のためには何でもするんですね。あぁ、怖い!
こちらは屋敷の一室にいるソ。
皇女ヨナ(カンハンナ)が手当てに来ました。手当てが痛いのか「構うな」と言いますが、ヨナに微笑みながら「使用人を呼びますか?」と言われてしまいます。苦虫を噛み潰したような厳しい顔のソです。
ヨナ「兄上はいつまで信州(シンジュ とはソが養子に出されたカン家のある地域)に?」と聞きます。ソの顔を拭くヨナ皇女。2人の距離が近いです、見ているだけで心拍数が上がってしまいます。ソの仮面を拭おうとして手が止まるヨナ。ソは立ち上がり帰る素振りを見せます。
体を休めるように言い、立ち去るヨナにソは「どんな女性に成長したか気になっていたぞ」と告げました。嬉しそうな笑みを浮かべて去るヨナ。前話のスを相手にしている時とは全く違う態度にうっすら怖さを感じます。
ワン・ウク屋敷の一室では…
ス、侍女チェリョン(チンギジュ)、ミニョン(パクシウン)、ウクが揃ってウク屋敷の一部屋にいます。みんな、心配そうにスを見ています。
侍女チェリョンに傷の手当てをしてもらっているス、なんとも気まずそうです。それもその筈「向こう見ずにもほどがある!」と又従姉でありウクの奥さんでもあるミニョンが怒っているからです。
「無事に帰ってこれてよかった」とウクが言えば「私って運がいいんですよね!」と無理に明るく振る舞いミニョンに早く休みなさいと言われてしまいます。
部屋に残ったミニョンとウク。「ご迷惑をおかけしました」とミニョンが謝ります。ウクは「迷惑になんて思ったことはない、むしろ楽しい」と言いました。
ウクは「皇子というだけで人に頼られ、求められる生活でとても疲れることが多い生活の中で、スは自分でなにかをしようとするのを見ていると心が和む」と続けました。
この言葉を聞いて、ミニョンの顔が曇ったのをウクは知ってるのでしょうか。自分が何を言っているのかわかっているのか?ミニョンの心はざわついているに違いありません。
侍女チェリョンとスが外を周り自室へと帰る途中を待ち構えていたのはソです。ソに睨まれチェリョンは戻ってしまいました。
威圧感バンバンで近寄ってくるソにスは、林の中での出来事を早口でしゃべります。「もっと思い出せ!」と顎をしめてくるソ。それじゃしゃべれない!と視聴者の突っ込みむなしく、スマートな男ウク登場、ソの腕をスから離します。
「毛皮…黒装束の下に毛皮を着た人が命令を…」
スの言葉を聞いて顔が強張るソとウク、どうやら心当たりがあるようです。スはソから「その記憶一切を消せ」と言われ、助けを求めようとしたウクにも「そなたを守るためだ、そうしたほうがいい」と言われてしまいます。
その場を立ち去ろうとするスにソは「二度と目の前に現れるな」と言い放ちます。(だいたいソが現れるんですねどね)
納得いかないスは「私の何が悪い?私を殺せとか殺すとか言った。そう言えばじっとしていられるとでも思った?生きようとするのは罪なの?どうして私ばかり責めるの」と、涙ながらに訴えます。
自室に戻ったス。ウクは「悪い夢を見ないように明かりをつけながら寝たほうがいい」とたくさんのロウソクに火をつけ始めました。細やかな心づかいがいいですね。
林の中、自分のせいでウクに人を殺させてしまったスはウクがストレス障害にならないかと心配し、ウクに平気か問います。
「11歳の時、母とヨナを襲ってきた盗賊を殺めた、これくらいで弱っていられない」とウク。
「家族を守ったことが嬉しく、誇らしかった。これくらいどうってことはない」悲しげな表情で、自分に言い聞かせるように言いました。
そんなウクを見たスは「でもずっと覚えている、苦しんでるんでしょう。耐えながら生きている」とウクの心の奥底に触れます。
ウクは「背負うべき荷だ」と伝えました。ここでスは「私はお荷物にはなりません。そうすれば皇子様も少しは身軽になるでしょ。私の心配はいりません。1人でなんでもできます」と訴えます。
太祖25年新年(942年)太祖謁見の場にて
太祖ワン・ゴン(チョミンギ)の前には、正胤(チョンイル)皇太子ムとソが横並びで立っています。傍らには、司天供奉(サッチョンポンゴン)のジモン。ナレの儀式で皇太子が狙われたことについて話し合っているようです。
ジモンに刺客の追跡を聞きますが、生け捕りにできなかったので死体を調べて手がかりを探すと報告を受けました。
「刺客は役者を装って侵入してきたので、役者を雇った人間を調べます」とムが進言。太祖ゴンはソに儀式途中で刺客に襲われた傷の具合を聞きます。ちょっと戸惑いながらもどこか嬉しそうに手当をしたことを伝えるソ。微妙な父子関係が垣間見えます。
「なぜ身代わりに?命を落とすところだった。」と太祖ゴンに聞かれるソ。「15年前、ムに救われたからやったこと、松獄(ソンアク)にとどまり黒幕を追います」と太祖ゴンに進言しました。
悩む太祖ゴンでしたが、ソがとどまることを許し黒幕追跡を任せます。ソが養子として住んでいた信州(シンジュ)へ知らせてくれと命を受けたジモンはソを見て、ニヤッと笑うのでした。
湯殿がある茶美圓(タミウォン)では…
カラフルな衣装を着たヨ、ウク、第9皇子ワン・ウォン(ユン・ソヌ)、第10皇子ワン・ウン(ベッキョン)、第13皇子ペガ(ナムジュヒョク)、第14皇子ワン・ジョン(ジス)ら皇子たちが湯殿の横でお茶をしています。
話はナレの儀式でソがムの身代わりになり行った方相氏(バンサンシ)の演武の話。皇子たちや王宮の話ではソは武芸を習ったことはない、誰も訪ねてくることはなかったとうことになっていますが、ナレの儀式に侵入してきた刺客を倒したところをみると、独学で武芸を学んだとも思えない、誰かに教わっているはずだという見解に。
林の中の出来事やスが思い出したことを知っているウクは、「林の中まで刺客を追跡したと聞き、期待して待っていたのですが」とヨに聞きました。
皆さん、思い出してください!ワン・ヨはユ氏と何か企んでいましたよね?!
そんなことを微塵も感じさせずに「途中で道を誤った、私も口惜しい。私だったら必ず生け捕りにできたのに」と言ってのけるヨです。ウクはさわやかな笑顔で返します。
そんな時、太祖ゴンがやってきました。昨日の儀式の労いにきたようです。
刺客が侵入しおおごとになったナレの儀式、「怪我しているものがいればちゃんと傷の手当てをしなさい。」と皇子たちに伝えるのでした。
太祖ゴンの視線は、端で顔をふせているウンのこめかみに…ん?「どうしたんだその怪我は!!」太祖ゴンが驚くのも無理はありません。ウンのこめかみには青あざが出来ていたのです。
「喧嘩してできました…」「なにー!喧嘩だと?!「皇子の顔に傷をつけるなど、皇室の威厳も落ちたものだ。相手は誰なんだ!」と太祖ゴンはすごい剣幕です。ウン、この事態をどう切り抜けるのでしょか。
さて、こちらはウンの喧嘩相手だったス。そうなんです。第3話で盛大に喧嘩していていたのがこの2人。
第10皇子がじきじきに処罰を言い渡しにくるとのことで、スと侍女チェリョンは門前で待っていました。「処罰」と聞いて不安になるス。「手足を切られる?」とチェリンに聞きますが、「それならとっくに知らせが届いているはずです」と言われてしまいます。
「だったら、大したことない!」そう自分に言い聞かせるしかありません。
そうこうしている間に、「皇子様!危ないですよ」と従者に言われながら、馬に跨ったウンがフラフラとスの元へやってきました。
ウンが到着するや否や「陛下の処罰はなんですか?」と強気なス。「皇子の顔に傷をつけたから棒叩きの刑だ」とウンは答えます。
「悪いことをしていないのに、なぜ私が?さては、自分の話はしていないのね。」と詰め寄ります。負けられないウンは「私を見くびるな!男らしく許しをこうたのだと」自信満々に言うではありませんか。
どうやら「皇子の顔に傷をつけた娘に棒叩きの刑だ!」と怒る太祖ゴンに対し、ウンは「その娘に罪を与えるなら娘に負けた私にも罰を与えるべきです」と言ったと言うのです。
言った本人は”後世に残る名言だ”と自画自賛。しかも、「とってもありがたいだろ?」と恩着せがましい…。
「とりあえず死ぬほどありがたいです」と言っておくス。屋敷にもどろうとすると「お前に話がある」とウンに引き止められます。急に口ごもったウンは、下女のチェリョンや自分の従者を下がらせました。
モゾモゾするウン。一体、なんの話があるというのでしょうか。意を決したウンはスに伝えます。
「みんな母や祖父を気にして手を出してこないのだ、お前みたいな女は初めてだ。ともかく久々の喧嘩だった、楽しかった」
呆れたスは「では、いつでもおいでください、手足を切られずに済んだからいつでも相手しますよ」と。スの気持ちを知ってか知らずか嬉し気なウンです。
城下町でのペガとワン・ジョン
ペガは酒屋の二階から、街を行き交う人々を絵にしたためています。「喧嘩だ!喧嘩だ!」叫びながら、街の人が駆け足で喧嘩を見に行きます。
ペガも慌てて駆けつけ、喧嘩している人、周りの野次馬を絵に書いていきます。やっと勝負がついた喧嘩、勝った人は野次馬をぐるっと見渡しながら「次の奴こい!」と叫びましたが…ペガと目があった瞬間気まずそうになります。
なんと、民相手に喧嘩していたのはジョンだったのです!
「兄上!見逃して!絵をかいます!」いろいろ言いますが許してもらえません。しかし、隙を見てペガの絵を取り逃げてしまいました。
ペガはウクの家に行き、離れでミニョンに琴を聞かせていました。ミニョンとペガは幼い頃よく遊んでいた仲のようです。ペガ曰く、”兄上(ウク)が姉上(ミニョン)と知り合う前から知り合いだった”と。
離れの近くではスが木に咲いた花に向かって何やらしゃべっています。ペガとミニョンは自然とスの話に。
「頭を打ってから別人になりましたよね。兄上と喧嘩したり、実に愉快です」とペガ。「看病の腕は落ちたが、以前より優しくなりました」とミニョン。
続けてミニョンは、「スはあなたと似ています。何者にも縛られず、自由な言動で人を驚かす。楽しいことが大好きで負けず嫌い、あなたの姉はスよ」と。
「やめてください。」真面目な顔してペガは言います。そして、こう続けるのでした「姉上をどう思っているかご存じなはず。」
スはミニョンに気づいて手を振ります。
刺客の遺体見分でわかったことは…?
宮中。これから刺客の遺体見分が行われます。
白い布で覆われた刺客の遺体が5体並んでいるかたわらに、鼻を抑えているジモン、ム、ソが並んでいます。
布を取り、遺体の口をおもむろに開けるムは何かを発見したようで、横に控えているソに視線を送ります。ムのただならぬ様子にソも続けて遺体の口の中を見ます。それに続くジモンでしたが、とうとう堪えられなくなり、吐いてしまいました。
ムとソそしてジモンは一体何を発見したのでしょうか?
三人は場所をチョムソンデに変えて話し合いをしています。さっきの見分で明らかになったのは、遺体全員の「舌」がなかったこと。それについてムとジモン意見を言い合いますが、納得いく答えは見つかりません。
「皇子様も何か言ってください!」とジモンがソに向かって言います。
壁の絵を見ていたソにムが「大叫喚地獄、罪人の舌に溶けた鉄を注ぐ地獄だ」と教えます。「南無阿弥陀仏…」そう言いかけたジモンが何か気づきました。
「もとから舌がない?すでに切られていたのでは?破戒僧の罰の一つです。破戒僧のうち舌きりの罰を受けた者を刺客として使ったのでは?」と続けます。
ソの頭の中には、剣を鞘から出して見つめるヨが浮かび上がりました。
「雇った者は刺客となる役者を寺の宴で見つけた」とム。ソが続けます。「では黒幕は?」ム「多くの財を持ち、人知れず破戒僧を世話してきた者だ。ジモン、寺に多額の施しをした者を調べよ」
宮中の一角、ヨの胸を締め上げ詰め寄るソがいます。
「正胤(チョンユン)を狙ったのはお前だな!」と詰め寄るソ。「私を陥れる気か、証拠は?」とヨも負けません。ほんと、折り合い悪い二人です。
先ほど3人での話し合いでわかったことをヨに告げるソ。「破戒僧を刺客にし殺した。違うか?」ヨは「たわけたことを言うな!」と、ソの腕を振りほどこうとしますがなかなか離れることができません。
「母上か?」そう問いかけるソに、初めて瞳が揺れるヨ。その変化で、察したソは「母上の指示か?」と改めて詰め寄ります。
困惑が見て取れるヨでしたが「母上を侮辱するな!」と力いっぱいソの腕を振りほどきました。
ここで第4話終了です。
『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』第4話のあらすじネタバレ!惹かれ合う心のまとめ
- ソはナレの議式に侵入した刺客の黒幕に思い当たる節がある。
- ウクとスの仲が気になる。
- 刺客はもともと舌のない破戒僧で、財のあるものが囲っていた。
- ヨに詰め寄り、刺客を送った黒幕が母親だと気づくソ。
第4話、まだまだストーリーは序盤ですが、実に濃い内容となっています!ム、ソやヨが絡んでくると「跡継ぎ問題」として重い問題がのしかかってきます。
しかし他の皇子たちの登場シーンは比較的ほのぼのと見ていられる気がします。続きが気になりますね、第5話ネタバレもお楽しみに!
麗5話はこちらの記事をお読みください。
史実で王になったのは誰か気になりますね。こちらをお読みください。