2020年12月〜2021年2月に韓国tvNで放送された『哲仁王后』は、シン・ヘソン、キム・ジョンヒョン主演のフュージョン時代劇ドラマです。
朝鮮時代を背景にしているためか、ドラマを見ながら美しい自然景観をたくさん見れました。
今回の記事では哲仁王后の簡単なあらすじとロケ地についてご紹介しますね!
目次
哲仁王后
http://program.tving.com/tvn/tvnchulin/8/Board/View
哲仁王后は青瓦台のシェフだったボンファンが事故に遭うことから話が始まります。
そして、彼の魂が朝鮮時代の王妃ソヨンの体に入った後、起こる話を描いたドラマです。
哲仁王后ロケ地
ドラマを見るにあたってストーリーももちろん重要ですが、ドラマのロケ地が与える雰囲気も一役買っていると思います。
それで、こちらには哲仁王后のロケ地をご紹介しますね。
1話の古宅(崔参判宅(최참판댁))
https://blog.naver.com/overroad89/222179845547
ここは小説の『土地』をもとに製作された場所です。
2004年に放送されたドラマ『土地』の実際のロケ地でもあります。
その他にもドラマや映画のロケ地として多く利用されています。
1話あらすじはこちら➡︎韓国ドラマ『哲仁王后』1話のあらすじネタバレと感想
哲宗とソヨンの初対面の場所(南原クァンハルルウォン(남원 광한루원)
http://www.namwon.go.kr/tour/board/view.do?
南原にあるクァンハルルウォンは韓国の名勝33号です。
クァンハルルウォンは『哲人王后』だけでなく、映画『光海』やドラマ『青春の記録』など様々なドラマや映画のロケ地としても広く知られています。
クァンハルルウォンは、神仙たちが暮らす理想郷を具現したというです。
散歩を楽しむにも良いし夜景もとても素敵なので、天気が良い時に行ってみるのをお勧めします。
アクセス方法:南原高速バスターミナルから2-001-292バスに乗って14分
ソヨンが溺れた池の場所(扶余宮南池(プヨ クンナムジ))
https://blog.naver.com/bb00dd/222235010086
この写真の場所がまさにソヨンが溺れた池です。
ドラマでは池と言いますが、宮南池は長い歴史を持っていて、非常に大きな規模です。
また韓国で最も古い人工庭園があり、百済の武王の誕生説話を含んだ多くの伝説が伝わっています。
そして、2019年韓国観光100選に選ばれるほど、四季が美しい場所です。
アクセス方法:扶余市外バスターミナルから713バスに乗って、扶余中学校で下車、徒歩9分
6話で哲宗が泊まった別宮(南漢山城行宮)
https://blog.naver.com/fksel33/222129490478
まず、南漢山城行宮の「行宮」とは王が遠くへ行ったり、療養する時に泊まる小さい宮のことです。
しかし、南漢山城は丙子胡乱の激戦地であるため、より特別な場所です。
宮殿の中はそれほど広くなかったので、すぐ見廻ることができました。また、韓国の美しい建築物を鑑賞することができて良い場所だと思います。
アクセス方法:水仁・盆唐線野塔(ヤタプ)駅から52バス乗って南漢山城で下車、徒歩1分
メタセコイア道(慶尚南道樹木園)
https://blog.naver.com/ywsonn/222236032650
ドラマでは10秒程度で少ししか映らなかったので、よく覚えていない方もいらっしゃると思います。
ここは17話で哲宗が馬に乗って通り過ぎる場面で、ほんの少しだけ登場した場所です。
慶尚南道樹木園では国内外の植物3,100種余りを収集、保全しています。
また、特色ある樹木園として生まれ変わるため、様々なテーマ施設と体験施設を造成したそうです。
アクセス方法:晋州市外バスターミナル近くの農協中央支店停車場から831バス乗って慶尚南道樹木園で下車、徒歩2分
哲宗とビョンインが戦った絶壁(楊州カレビ氷壁場)
https://blog.naver.com/ywsonn/222236032650
18話で哲宗とビョンインが戦った絶壁は真冬に氷壁を登るところです。
元々ここは大きくて良質な岩盤で作られた小山でした。石があまりにも良いので採石するようになり、現在の直壁になりました。
ソウル近郊で最も有名な氷壁場です。
アクセス方法:楊州駅から15-1バス乗ってソノリグッ伝授会館で下車、そこで2-3バスに乗ってテモシチョソ(대모시초소)で下車、徒歩7分
ソヨンの実家(ホギュンホナンソルホン記念公園)
https://blog.naver.com/onenight24/222196612211
ホギュンホナンソルホン記念公園は人の背丈の10倍を超える高さの巨大な松林を散歩できる公園です。
それだけでなく、生家跡や記念館も一緒にあって面白い見どころも多く、素敵な自然景観を感じることができる所です。
ちなみにドラマ上ソヨンの実家にあった井戸は撮影用に取り付けていたもので、実際はありませんでした。
アクセス方法:江陵市外高速バスターミナルから207バスに乗って、ホギュンホナンソルホン記念公園で下車
ソヨンが板飛びをした場所(江陵宣教場)
https://blog.naver.com/ywsonn/222196097879
宣教場は孝寧大君の11代孫が1700年代に建設した朝鮮後期の典型的な両班の上流家の住宅です。
約300年が過ぎた今でも子孫が居住しながらその伝統をよく守ってしているので国家指定文化財に選定されました。
その他にも宣教場には韓国伝統文化体験館、300年遺物博物館、宣教場伝統料理館など多様な体験と見どころを楽しむことができます。
アクセス方法:江陵市外高速バスターミナルから302バスに乗って、宣教場入口で下車、徒歩13分
ほとんどの宮廷シーンの撮影場所(龍仁大長今パーク)
http://djgpark.imbc.com/content/course.html
ドラマ『哲仁王后』は朝鮮時代の王である哲宗が主人公なので、宮殿での撮影を多く行いました。その中でも、龍仁大長今パークでの撮影が多かったようです。
特に宴会場のシーンが記憶に残っています。
龍仁大長今パークは放送局のMBCが造成したものです。
そのため、多数のMBC時代劇がここで撮影され、他の放送局の時代劇やミュージックビデオなどもこちらで撮影されています。
アクセス方法:エバーライン運動場・松潭大駅3番出口から徒歩6分、フォブス病院停留場から10-4バス乗って長平橋(チャンピョンキョ)で下車、徒歩7分移動した後、ユルリ敬老堂停留場から105バスに乗ってmbcドラマセット場で下車、徒歩10分
哲宗がソヨンに花束を渡した場所(安東烏川(オチョン)遺跡地)
https://blog.naver.com/hs21589/222211903783
ここは朝鮮時代初期から光山金氏の禮安(イェアン)派が600年以上住んでいた村で、いわゆる烏川遺跡地と呼ばれています。
ここにある建物は、1974年に安東ダム建設により、水没地域にある文化財を集団移居し、原形のまま保存したものだそうです。
600年間同じ場所に定着していた家々が水難の危機にあい、見知らぬ土地に定着したというのが幸いであり悲しく思えました。
アクセス方法:安東ターミナルから377バスに乗って教保(キョボ)生命で下車、そこから567バスに乗って烏川1里で下車、徒歩4分
17話ロケ地(聞慶セジェオープンセット場(문경새재 오픈 세트장))
https://www.gbmg.go.kr/tour/contents.do?mId=0101040100
聞慶セジェオープンセット場は韓国放送公社が高麗時代を背景に、時代劇ドラマを撮影するために2000年に建てました。
当時、32億ウォンを投入し、65,755㎡の敷地に建物を建てた韓国最大規模の時代劇撮影場でした。
撮影場を聞慶セジェに設置することになった動機は何よりも鳥嶺山と主屹山の山の姿が高麗の首都ケソンの松岳山に似ているだけでなく、昔の道がよく保存されていて時代劇の撮影場として最適だからです。
17話あらすじはこちら➡︎韓国ドラマ『哲仁王后』17話のあらすじネタバレと感想
アクセス方法:聞慶(ムンギョン)バスターミナルから21バスに乗って41分 また、10-3バスに乗って43分
まとめ
今回は哲仁王后のロケ地をご紹介しました。
ほとんどのロケ地はソウルから遠く離れていますが、自然景観が美しく、ゆったりとした時間を過ごすことができる場所なので、皆さんにご紹介させていただきました。
今度お時間があればぜひ行ってみることをお勧めします!
アクセス方法:河東バスターミナルから農漁村バスに乗って大村(テチョン)で下車、徒歩6分