『麗花萌ゆる8人の皇子たち』12話のネタバレと感想!ソの顔の傷を消したス

麗花萌ゆる8人の皇子たち 12話 ネタバレ

こちらでは『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』第12話のあらすじネタバレと感想をご紹介します。

『麗花萌ゆる8人の皇子たち』の話数ごとのネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。

麗花萌ゆる8人の皇子たち〜 全話 ネタバレ あらすじ

ウンの誕生日会において彼はヨの入れ知恵で、ソにプレゼントの代わりとして仮面を外して傷を見せてほしいとねだり、重々しい空気に。

内容を知らずウンに加担してしまったことで、スとソの関係は再び険悪になってしまいました。

一方、ウクとスは逢瀬をし、仲を深めます。

そんな中、盗賊の討伐に向かう正胤を見送ったスは、正胤の弱点を探る皇后ユ氏の命令で宮女に連れさられてしまいます。

正胤についてしつこく尋問を続ける皇后ユ氏と必死にごまかそうとするス。そして、それを見ているソ。

スは正胤の秘密を隠し通すことができるのでしょうか?その後のスとソの関係は?

そんな気になる第12話をみていきましょう。

11話がまだな方はこちらからお読みください。

麗花萌ゆる8人の皇子たち 11話 ネタバレ

『麗花萌ゆる8人の皇子たち』12話のあらすじネタバレ

画像引用:BSフジ麗公式サイト

盗賊の伐採に向かう正胤(キム・サノ)を見送り、茶美園に戻る途中で宮女に捕まってしまったス(IU)皇后ユ氏(パク・チヨン)ヨ(ホン・ジョンヒョン)の元へ連れて行かれます。

持っていた籠の中身を確認され、「正胤に持ってくるよう頼まれたのか?正胤はどこか悪いのか?」などと2人から質問責めにあいます。

それでも「私は何も知りません」と答えるスに、皇后ユ氏は怒りをあらわにし、スの髪を強い力でつかみます。

そこへ現れたのはオ尚宮(ウ・ヒジン)。「私が陛下の御殿に行かせました。雨乞いで膝を痛めた陛下に薬を届けたのです。陛下のことは口外せぬのが掟。ですが、誤解を解くため申し上げました。」

と止めに入ります。

それでも納得せず「新入りのこの子が?」と問い詰める皇后ユ氏に、「私が行くべきでしたか?」と意味深に答えるオ尚宮。

皇后ユ氏は去っていきます。

部屋に戻った皇后ユ氏を待ち構えていたソ(イ・ジュンギ)は「オ尚宮が憎くても皇后の体面を保たねば、横暴すぎると噂されますよ。」と脅してみせます。

「けしからん。まさか、ヘ・スのせいか?」と不服そうに呟く皇后ユ氏。

オ尚宮の思い

2人きりになったオ尚宮とス。お礼を告げるスにいきなりビンタをし、「正胤には近づくな!」と一喝します。

納得のいかないスは「私が何をしたんですか。助けられるのに見て見ぬふりを?他の女官とは違い、なぜ私だけを怒るのです!」と涙を流しながら不満をぶつけます。

オ尚宮は「私と同じだから。警戒心がなく、簡単に人を信じる。皇宮には不向きだ。このままでは命を落とす。心配なのだ」と本音をぶつけ、そのまま腹痛のため倒れてしまいます。

オ尚宮の本当の気持ちを知ったスは、松の実のおかゆを作って運び、オ尚宮から出ていくよう言われても居座ります。

「尚宮様のように用心すれば無事に過ごせます。だから尚宮様も私に頼ってください。」と言いながらおかゆを口に運ぶスと、受け入れるオ尚宮。2人は笑いあいます。

雨乞い祭の祭主

干ばつが続いている高麗。祭壇で祈りをささげる太祖は体力の限界を感じていました。

民は雨乞い祭を求めているが、正胤は盗賊退治からいまだ戻っておらず、自分の体では難しいと感じている太祖。

ジモン(キム・ソンギュン)の提案で皇子から1人、正胤の代役を立てて雨乞い祭を開催することとなります。

代役としての祭主は太祖によるくじ引きで決めることに。

ウン(ベクヒョン)をはじめ、雨が降らなかった場合のことなどマイナスな発言をする皇子たちに「雨が降るまで雨乞いをすればいい。」と言い切るソ。

そして運命のくじ引き。

なんと祭主として選ばれたのはソでした。

祭主としてのソ

祭主となり、民の元へ向かったソ。

輿から下り歩き始めたソに対し、民衆たちは「あんな顔で祭主とは」「人じゃなくて化けものだ」などと口々に罵声を飛ばし、石や泥を投げつけ始めたのです。

逃げるようにして雨乞い祭の会場へと戻ったソ。その姿に驚きを見せるスと皇子たちでしたが、皇后ユ氏とヨだけは二ヤリと笑っています。

その後、2人きりになる皇后ユ氏とヨ。雨乞い祭を利用して、正胤の座を奪おうと企てていました。

「雨乞い祭も雨が降るまで行えばよいこと」と、ソと全く同じ発言をした皇后ユ氏に複雑そうな表情を見せるヨでした。

生きる意味

一方、ソの姿を探すスは小舟に横になるソを見つけます。寝ているかと声をかけますが返事がないため、恐る恐る小舟に乗りこむス。

バランスを崩して倒れそうになったスでしたが、ソが腕をつかみ、自分の方へと引き寄せ助けます。

ソの腕に抱きしめられる体制となってしまい、慌てて起き上がるス。

「なぜ隠れているのですか。みんなが心配してますよ」と声をかけるスに「構わん」と一言で返すソ。

続けて「この世で生きる意味を考えたことはあるか」と問いかけます。

「ありますよ。でも答えはでません。どう生きるか決めるのは自分自身ですから。どんな生き方でも人に振り回されるのはよそう、そう決めた。」と答えたスに「悟ったようなことを言うな。腹が立つ」と言い放つソでした。

夜になってもソから聞かれた生きる意味について頭から離れず、なかなか寝付けないスは思い立ったかのように、書を見ながら薬剤を混ぜ合わせコンシーラーのような肌色のクリームを完成させます。

顔の傷と劣等感

雨乞い祭当日。

正胤がまだ戻らないこと、雨乞い祭が遅れれば民の怒りを買ってしまうことを心配したジモンは、落ち着きなく部屋を歩き回ります。

「正胤を迎えに行く間、民をなだめてください」とソに頼むジモンに「行かぬ。もう人前にでたくない」と即答で断るソ。

思わず「あれしきのことで弱気になるのですか。顔の傷にとらわれすぎです。克服してこそ正胤の力となり、皇后に復讐できる」と言ってしまうジモン。

「だからわざと祭主に選んだのか。なぜだ。どん底に落ちれば克服できると?」と怒りをあらわにするソ。

「そうです。自信をもてば、飛んでくる石も減る。」と言い返すジモンに「勝手なことを。何が天の御心だ。顔は醜くてもバカではない。他の皇子とは違い、人間以下の扱いを受けた。なのに祭主だと?雨が降るまで儀式を行う奴隷だろ!」とソは怒りを爆発させます。

しかし「雨が降れば“皇帝”になれます。天は確かに皇子様を立てろと示しました。ご意思は分かりました」とだけ言い残し、ジモンは去っていきました。

ソの決意

ソは祭主の衣装を握り、出ていこうとしますが、そこにスが現れ「その仮面をお取りします」と引き留められ、茶美園へと連れられます。

仮面を外し、傷を触るス。そんなスの腕をつかみ「お前は醜いと思わぬか。哀れみか?」と問うソに「“殺す”という人に同情します?傷があろうと、人がどう思おうと皇子様はいい人だからそれでいいんです。片手に収まるこの傷のせいで暗い人生なんて悔しいです」と答えるス。

「信じてもいいか・・・ずっと測りかねていた。」と本音を語りだすソは、スの「私が先に裏切ることはありません。約束します」という言葉を聞き、「お前ならゆだねられる。好きにしろ。私はもうお前の物だ」と目を閉じ、化粧を受け入れるのでした。

雨乞い祭の会場で正胤を待つ太祖や皇子たち。「時刻がすぎたら大ごとです。第3皇子に祭主をお任せください。正胤の次に長子ゆえ大義名分もたちます」と進言するパク・ヨンギュ。

その言葉を受けて祭主の輿に向かうヨと、時間稼ぎのためノロノロと歩くジモン。

一方、傷を隠す化粧を終えたソとス。

ソは立ち上がるスの肩をつかみ、「覚えているか?“私の物”だと言ったことを。あの時も今も、私の顔に触れた時も決めたのだ。“私の人”にすると。覚悟しておけ。お前を決して離さぬ」と言って口づけようと顔を近づけますが、スの硬直した様子に気づき、そのまま何もせず雨乞い祭に向かいます。

雨乞い祭

輿に乗り込もうとするヨを「正胤以外でこれに乗れるのは私だけ」と制止するソ。

「獣のくせに!」とソを殴るヨでしたが、はずみで仮面がはずれ、傷のない顔があらわになったため絶句しました。

そして輿に乗り込むソ。

ソが現れると、民衆はまた怒声をあげはじめますが、顔に傷がないことに気づいた途端「龍の子よ。どうか雨を降らせたまえ」と平伏し、一気に態度を変えたのです。

平伏した民と一緒に戻ってきたソを見て困惑する皇后ユ氏。ヨはどこかと慌てます。

皇子たちは会場に戻ってきたスの顔に傷がなくなっていることに唖然としていました。

そして、ソが祭壇の前に立ったちょうどその時、なんと雨が降り始めたのです。

雨が降ったことに大喜びする臣下や民衆たち。ジモンもペガ(ナム・ジュヒョク)も嬉しそう。皇后ユ氏はとても悔しそうにその場を去りました。

そして祭壇の前で振り向くソ。それを見たスは「光宗・・・?」と呆然とするのでした。

『麗花萌ゆる8人の皇子たち』12話のネタバレと感想まとめ

12話で一番印象に残ったのは、雨乞い祭の時に民衆がソに対し暴言と共に石や泥を投げつけるシーン。ソは皇子なのに、民衆はそういうことをしてもいいのか!?と一番疑問に思いました。

顔に傷があるというだけで、あまりにもひどすぎますよね。ソが絶望するのも分かります。

なにはともあれ、雨乞い祭が無事成功して本当に良かったです!

そしてオ尚宮とようやく分かりあうことができましたね。

スに対する冷たい態度には何かわけがあるとは思っていましたが、過去の自分と重ね心配に思っていたからこそ、というオ尚宮の優しさ、思いやりも胸がジーンとしました。

でもオ尚宮にはまだまだ大きな秘密がありそうですね。

スという心許せる存在ができたことでオ尚宮の腹痛も快方に向かってほしい、と願うばかりです。

そしてスへの気持ちを自覚したソ。ウクとス、ソの三角関係はどのように動き始めるのか、スが恐れている存在・光宗はソなのか、続きが気になります。

そしてソは化粧で傷を隠したことにより、無事雨乞い祭の成功をおさめ、民の大きな信頼を得ることができました。本当に良かったです。

ついにスへの想いを自覚したソ。スとウクとソの三角関係はどのように動いていくのでしょうか。

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麗花萌ゆる8人の皇子たち ネタバレ あらすじ 13話

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