麗花萌ゆる8人の皇子たち全話ネタバレはこちらです。
皇帝となったワン・ソ。
皇后ユ氏の最期のことで、スとの間に気持ちのズレが生じてきました。
そして、チェリョンの撲殺に大きなショックを受けたスは、宮廷を出たいと願い、ジョンに「望む」と伝言したのです。
早速、麗28話のあらすじネタバレと感想をお届けします。
前話がまだな方はこちらからどうぞ
目次
あらすじネタバレ
茶美園のなか、階段に座り込みス(IU)に、歩み寄るソ(イ・ジュンギ)。
ここで何をしている?帰るぞと言うソに、もう、あの部屋には戻らない、と答えるスです。
スは悲嘆に暮れた表情で、チェリョン(チン・ギジュ)のことを思っています。
あの子に、罪はない、というス。
画像引用:麗公式サイト
皇宮を出たい、ここに居たくない、というスに、では、私は?私が手放すと思うか?と反論するソ。
お前は、決してここを出られない、と言うとソはその場から離れます。
ヨナの決意
広い湯船に一人、浸かっているヨナ(カン・ハンナ)。
ヨナは、兄とファンボ一族を捨てろ、とソに言われたことを思い出しています。
そうすれば、お前との子を正胤にしようというのが、ソの言い分でした。
この国を必ず、我が息子のものにする、とほくそ笑んで決意するヨナでした。
深まるスとソの心の溝
チェリョンの家族に、自分の全財産を渡してほしいとジモン(キム・ソンギュン)に託すス。
そこに、ワン・ウォン(ユン・ソヌ)がやってきます。
チェリョンが死んだことを彼に告げるも、気にもかけていない様子のウォンです。
「あんたのせいよ。チェリョンに冷たくしたこときっと後悔する日が来る」とスは怒りをにじませて告げます。
「愛妾だからと図に乗っているな」とかえすウォン。
ソに呼ばれて対しているス。
画像引用:麗公式サイト
側室に冊封する、とソが言います。
ソは、チェ·ジモン(キム・ソンギュン)からスが妾と呼ばれていることを知ったのです。
意地を張るな、位(くらい)はジモンと相談して決めろ、というソ。
そんな物はいらない、というス。
「やっと一緒になれたんだ。ささいなことで争うのはやめよう」と切ない目でスを見つめるソ。
しかし、スにとってのチェリョンのことは、ささいなことではないのです。
顔をそむけるス。
二人の間に溝ができています。
妾と呼ばれるより良いだろうと言うソの手を、振りほどくスなのでした。
ペガを排除しようとする企み
ワン・ウク(カン・ハヌル)は『貞観政要』を読むソをどういう魂胆なのか?といぶかしがります。
『貞観政要』は、唐の太宗の政治問答を記録した書で、そんな書を読みふける魂胆に見当が付きません。
しかし、思いついて鷹を準備するようウォンに言いつけます。
「狩りに長けた俊敏な鷹を。皇帝の企みはわからないが、狩りを楽しみたいのなら調子を合わせよう」と言います。
しかしまず、ペガ(ナム・ジュヒョク)を排除しないと、とウォンと告げるのでした。
ペガとウヒの結末
町の通りを歩くペガとウヒ(ソヒョン)。
ペガは、ウヒに結婚して宮廷を去ろうと誘っています。
しかしその時、二人が歩く道に逃奴婢(とのび)が柱にくくりつけられ死んでいました。
ひどだかりができています。
後百済(ふべくちゃ)の奴婢は開放してやればよいのに、という声が民からもれます。
それを見たウヒは驚き、自分の国の民だったその哀れな姿に胸を痛めます。
ソの前では、後百済の奴婢が、豪族の家に火をつけて大勢死んだ、という報告をウクがしています。
軍を投入するよう進言するウク。
それはならない、民に犠牲が出る、というソ。
しかし、豪族のことを先に考えるように、とウクは言います。
身の危険を感じた豪族は、私兵を集めている、と脅すのです。
即位のあとだから、流血は避けたい、と携帯するのは木刀にするようにと言い、軍の出兵を許可します。
そしてその先鋒に、ペガを立てるように仕向けるウクです。
百済の官女と婚姻しようとしているペガにより、皇帝は百済びいきだとの噂がたつ、というのです。
このようにして、出兵するようになったペガは、前日ウヒと2人きりで過ごします。
戻ったら、祝言をあげようと言いウヒに口づけします。
画像引用:麗公式サイト
ソは、民を奴婢から開放するという命令書のお触れを出します。
しかし、信じられないとはやる後百済の民は、皇宮に暴徒となって押し寄せるのでした。
いよいよ、ペガたちの出兵の時がきました。
準備した兵たちの前に立つペガを、ジョン(ジス)が見送りに来ます。
ジョンは、武芸に無縁のペガがこの任を果たせるのか心配し、負傷しても必ず生きて帰るように、と願います。
緊張した面持ちのペガ。
その時ペガは、ジョンにスのかんざしを受け取ったか、とジョンに聞きます。
「受け取った、でもどういう意味だか」と答えるジョン。
ペガが、ジョンに言付けを伝えます。「ヘスが、切実に望む」と。
それを聞くとジョンの顔色が変わり、気をつけてと言い残し、去りました。
その時、兵がざわつきます。
画像引用:麗公式サイト
みんなが見上げている城壁の上には、ウヒがその端に立っています。
塀の上から掛けられた高麗と百済と新羅はひとつ、という三韓一統ののろし。
後百済の民はウヒ王女が飛び降りようとしているのをみて、慌てふためきます。
慌てて駆け上り、向き合うウヒとペガ。
やめてくれ、と懇願するペガ。
しかし、向こうを向いて!と言うとウヒはそこから飛び落りてしまいました。
「ウヒやー!!」
画像引用:麗公式サイト
嘆き悲しむ民とウヒを抱いて叫ぶペガ。
この争いを治めるために、ウヒは犠牲の道を選んだのでした。
ソの元を去るペガ
夜、一人座り込むペガの元に、スが来ました。
ウヒが亡くなり、魂の抜け殻のようになったペガは、全て自分のせいだ、と言います。
「愛されたのに、ウヒが悪い。身勝手を貫けばよかったのに」とかえすス。
これは、スが自らのことも言っているように聞こえました。
その背景には、民の暴動を抑えるための、ウヒとソの取引があったのです。
そのことで、ペガはソのところに向かいます。
ソは、ペガを救うため、と命令書を書いた、と打ち明けます。
「まさか、自害するとは・・。お前が大事だから」と答えるソでした。
「兄上の気持ちはわかるが、受け入れられない」と頭をつけて拝するペガ。
そしてソの元を去りました。
「ペガや!」と叫ぶソ。
ソには今や、ペガが唯一の味方の兄弟だったのです。
孤独なソの姿は、痛々しく見えます。
そして、ヨナと向かい合うソ。
決意出来たか?と聞くソに、はいと答えるヨナ。
これは一体、何が始まるのでしょう。
ウクの危機
狩りの日が近づき、ウクがソに鷹を贈ります。
しかし、運んできた鷹は、カゴの中で死んでいました。
「これは、大罪」「死んだ鷹を贈るなど、呪いだ」「皇帝を呪うなど、謀反だ!」と口々に攻め立てる臣下たち。
ウクが誤解です、と弁明するも、誰も聞いてくれない状況です。
ソは、謀反なら極刑だな、とウクを睨みつけます。
画像引用:麗公式サイト
ウクの母がヨナに、助けを求めても、実の兄のことを「諦めてください」、と受け付けません。
そのことを聞きつけたス。
スはウクのために、ソの前でひざまずきます。
画像引用:麗公式サイト
奴のためにひざまづくな!というソに、陛下の罠ですね、と聞くス。
そうだ、あいつはム兄も殺したではないか、と答えるソ。
死罪を免じてほしい、とスに頼まれ、たしかにひと思いに殺すより一生幽閉してやろう、とほくそ笑むソは、恐ろしい表情です。
私のせいなの?
茶美園。
スの元にヨナが来ました。
スに、「お前だけがのうのうと!」とヨナは怒りをぶつけます。
「兄は、わたしの言うことは何でも聞いてくれた。皇帝になるようにも望んだ。しかし、兄を豹変させたのは、お前だ。お前が、ソが皇帝になると匂わせたから、こうなった」と涙を浮かべ語るヨナ。
わたしのせいだと?と驚くス。
「お前がソの傷を隠したから」とヨが言い遺したことも思い出すスです。
「みんなの人生を壊して、のうのうと生きている!」とヨナは続けます。
私のせいなの?
画像引用:麗公式サイト
衝撃に呆然としながら、胸の痛みに苦しむス。
そしてその頃、ソは自分の肖像画を描かせています。
スに贈ろうとしているようです。
そこに、ジョンが来ました。
また、出てきたのか、と怒るソ。
先帝(ヨ)からの命令書です、と巻物を出すジョン。
画像引用:麗公式サイト
そこには、ジョンとスの婚姻を許可する、と書いてありました。
ジョンが戦の褒美にヨに、願い出たものでした。
認められない、というソ。
しかしジョンは、「これはスの願いです!」と言います。
驚くソの姿で、28話が終了しました。
28話を無料で見る
以上で『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち』の28話ネタバレを紹介しましたが、やっぱり動画で見た方が楽しさは全然違います。
カッコいい皇子たちや可愛いヘ・ス、美しい景色や衣装を見て、素晴らしいOSTを聞くと、もっともっと『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち』にハマりますよ。
感想とまとめ
ソとスの気持ちがすれ違っていき、見ていて辛い気持ちになりました。
先にウクたちが陰謀を企てたのですが、ウクを陥れたソの姿が、恐ろしく見えました。
イ・ジュンギは、このような狂気をまとった演技も、とても上手いですね。
また、ペガまでがソの元から離れていきました。
血の君主という言葉が暗示となってどんどん深まるようで、この先がどうなっていくのか気になりますね。
ジョンは、スと結婚することになるのでしょうか?
次回の展開が、とても楽しみですね。
ドラマを盛り上げてくれるOSTについては、こちらで詳しく紹介しています。