麗花萌ゆる8人の皇子たち全話ネタバレはこちらです
26話では、ワンソとヨナ皇女が結婚することになりました。果たしてソとヘスはどうなっていくのでしょうか。
早速、麗27話のあらすじネタバレと感想をお届けします。
前話がまだな方はこちらからどうぞ
目次
あらすじネタバレ
ワン・ソ(イ・ジュンギ)はヨナ皇女(カン・ハンナ)との婚姻をあげました。
この日、ヘス(IU)は1日中、自分で作った石塔の前に立っていました。
夜になり、チェリョン(チン・ギジュ)がヘスの元へ。チェリョンはヘスに膝当てを渡すと、石塔に手を合わせ自分の家族の無事を祈りました。
その姿を見て、スも「本当に元気です。幸せです」と手を合わせました。そんなスの手に、そっとチェリョンが手を合わせるのでした。
その様子をスを心配して見にきたソが木の影から見ていましたが、何も言わず去っていくのでした。
スは自分の部屋に戻り、一人寂しく過ごします。
ソはスの部屋に入ろうと、扉に手をかけますが、結局入らずに去っていきました。
婚姻の成果
御前会議には家臣たちが再び参加するようになりました。
ソは、元号を「光徳」に改めると発表します。
それを聞き、ワン・ウク(カン・ハヌル)は「ご意向に従います」と言い、さらに全面的に我々にお任せください、と。
今までの態度とは打って変わったことに、ソは少し複雑な表情を見せます。
しかしそれには触れず、「大臣に任せて自分は『貞観政要』を読む」と告げると、ウクの表情が少し曇りました。
ジョンの処罰
ソは、弟のワン・ジョン(ジス)を謀反と同等の罪に問い、帰郷刑に処すと言いました。
帰郷刑とは、身分を剥奪されて、故郷に帰され幽閉されることです。
これに対しペガ(ナム・ジョヒョク)は表情を強ばらせ、理由を聞きます。
しかし、ソは、自分の即位に疑念を抱き刃向かったから、外戚のいる忠州へ送る、と晴れ晴れと言います。
これを聞いた皇太后ユ氏(パク・チヨン)は倒れ込みます。
そして、ペガからこのことを聞いたスもショックを受けます。
倒れ込んだユ氏は、「ジョン…」とうわ言を言い、息も切れ切れの状態です。
そこにソがやってきて、「余が母上の看病をする。余の許しなく誰も部屋に入ってはならぬ」と言いユ氏の枕元へ。
母の容態を聞きつけたジョンは、皇宮に入れてもらえるまで外で待つと言って動きません。
その夜、食事中に、スはソに「ジョンを皇太后に会わせてあげてほしい」とお願いします。
しかしソは、極刑にしなかっただけでもありがたく思え、と。
さらに「母上の部屋にジョンを入れたらお前でも許さない」と言うと箸を置いて去って行きました。
母との最期
それから幾日か。
ジョンは諦めずに外で立っています。
その間、ソは母の看病をしています。しかし、母はソから、水一つ口にしようとしません。ソが顔を拭こうとすると顔をそらします。
そして、口にするのは「ジョン…」
ソは、そんな母に、今ここにいるのは私です、とワン・ヨ(ホン・ジョンヒョンもジョンもいないと話し始めます。
そして、ソは母が亡くなった後には、母のように大きな寺を建て、仲睦まじい親子だったと話を広めると話し始めます。それが愛してくれなかった母への復讐だ、と。
それを聞いたユ氏は、目を見開き、何かを言いたげに口を開け、手をソの顔に伸ばし撫でようとしたところで息途絶えました。
滑り落ちる手を握りしめ、しばらく状況が掴めない表情のソ。
その後、少し微笑み、しっかり握りしめた母の手を自分の頬にあて、涙を流しました。
外で待つジョンの元にスが現れユ氏が眠る寝室へ通します。
ジョンが悲しんでいるところにソが現れます。
「帰れ。こたびの罪は後日問う」と言うと一人部屋を去って行きました。
ジョンは悔しそうな顔を見せ、涙を流し母と別れました。
その後、ソはスを責めます。
なぜお前までジョンの味方をするのか。亡くなる直前に始めて母は自分に触れたのだ。哀れなのは私の方だ。お前は理解すべきだ、と。
ワン・ム事件の背景
ソは、ワン・ウォン(ユン・ソヌ)を呼び出し、ワン・ム(キム・サノ)兄上が水銀中毒で死んだのはウクの仕業だな、と聞きます。
さらに、茶美園にチェリョンを引き入れたのもウクとウォン。
そして、ワン・ギュの乱もウクが仕組んだことだろ、と。
ウォンは脅され白状します。全ては、ウクと先の皇帝(ヨ)が仕組んだことだ、と。
怒りをあらわにするソでした。
チェリョンの正体
スは茶美園を訪れ、チェリョンを探していました。
その時ウヒ(ソヒョン)が現れ暗い表情をしています。
二人で、女官が集まっている外へ出ると、ござに包まれた状態で棒叩きにあっている女官がいました。
チェリョンでした。
チェリョンはソによって罰せられ、処刑されたのでした。
その様子を見たスはショックのあまり気を失います。
目覚めるとソが側に。
触れようとするソを拒絶し、「どうしてあんなことを!」と睨みながら怒鳴るス。
ソは優しく淡々と話し始めます。
チェリョンがスを探っていたこと。スの様子をウォンやウク、ウクの母に報告していたこと。ムの湯船に水銀を入れていたこと。
また、秘密通路はウォンがチェリョンに教え、チェリョンがウクに教えた。ウクはワン・ウンが通路に隠れているのを知っていて兵を向かわせた、と。
チェリョンがソとスを陥れようとしたので、許す理由も必要もなかったとソは言います。
それでもスは、「あの子の罪は奴婢に生まれたことだけ。妹同然だった」と涙を流すのでした。
チェリョンからの手紙
ソは、ウクを絶対に許さない、とペガの前で怒り狂います。
自分の味方はペガとスだけなのに、ウクのせいでスには自分が化け物になってしまった、と。
ソが去った後、スは鏡台に置かれた布切れを見つけます。
そこには、血文字で書かれたチェリョンからの手紙が。
字が読めないと言っていたチェリョンからの手紙に思わず苦笑いをするス。
手紙には、正直に話したかったけど機会がなかった。ウォンのことが好きで、好きな人を裏切れなかった。でも後悔も恨みもない、と書かれていました。
ヨナの願い
ソが心労で疲れ果てながら寝室に戻ると、ヨナが待っていました。
仮面を付けていたので、ソはスが許してくれたのだと思い、喜んで近寄ります。
しかし、ヨナだと気付き「欲張るな」と突っぱねます。
ヨナは、「皇后の役目を全うしろとおっしゃるなら、こちらにも要望が」と持ち出します。世継ぎが欲しい、と。
それを聞いたソは、ウクとファンボ一族を捨てられるなら、二人の息子を正胤にしようと言います。
望む
その頃スは、茶美園にいました。
そこにペガが心配して探しやってきます。胸を抑えて苦しむスを見て、ソが心から心配していることを伝えます。
そんなペガにスは、お願い事をします。
かんざしを差し出し、ジョンに「望む」と伝えて欲しい、と。
ペガは「その願いを聞いたら、もう苦しまないか?」と聞き、それに対して少し微笑みうなずくスでした。
27話を無料で見る
以上で『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち』の27話ネタバレを紹介しましたが、やっぱり動画で見た方が楽しさは全然違います。
カッコいい皇子たちや可愛いヘ・ス、美しい景色や衣装を見て、素晴らしいOSTを聞くと、もっともっと『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち』にハマりますよ。
感想とまとめ
皇太后ユ氏が亡くなるシーンでは、イジュンギもパク・チヨンも迫真の演技で。
ワンソは25年間ずっと母の愛情を求めてきて、その願いが最後の最後に叶いました。その愛情は、ほんの少し頬を触ってもらっただけ。
その後のワンソの表情が印象的でした。突然母に触れられたことに対しての困惑。25年間欲していたものがいきなり与えられたことで、喜びよりも状況が理解できない、という困惑に見えました。
しかし、母が確かに自分の顔に触れたという状況を理解したと同時に、その母が息を引き取ったという現実。
ワンソは母の手を握りしめ号泣します。こういう形で終止符を打った親子の関係。これはワンソには幸せな結末だったのだと思います。
しかし、その喜びを一番分かち合って欲しいヘスは、弟のジョンを優先してしまいます。
また新たなショックと怒り。臨終を看取らせてあげたい、というヘスの気持ちも分かりますが、ここはもっと深い意味でソに同情するべきだったんじゃないかな、と思いました。
この辺りからすれ違うソとス。
思えばスは、ソと母の関係についてあまり関わることはありませんでした。兄弟に対しては一人一人に向き合ってきたスだけど、なぜかここにはあまり触れてこなかったことに、この時気付きました。
そして、チェリョンの死が二人の関係を決定付けます。
ソは陰でスを守ろうとしてきたのですが、最終的なやり方が悪かったんですよね。ソのウクへの怒りがチェリョンの処刑の仕方にも表れてしまった。
ここで二人の関係を決定付けて、世継ぎを作るためなのか?なんて意地悪な予想をしたりしてしまいます。
スが「望む」と伝えることで、ジョンはどういう行動に出るのでしょうか。
それは28話でお話ししたいと思います。
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