放送終了から数年たった今もなお、日本だけでなく世界でも人気の韓国ドラマ『麗~花萌ゆる8人の皇子たち』。
韓国では2016年9月から11月に放送。イ・ジュンギやナム・ジュヒョク、カン・ハヌルなど若手俳優が出演していることで話題になりました。
では、実際韓国での放送当時の視聴率はどうだったのでしょうか?受賞歴も合わせてご紹介します!
目次
『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』伸び悩んだ視聴率…裏番組が手ごわかった!

(引用:https://s.mxtv.jp/drama/rei/)
かわいいヒロインと、魅力的な若い俳優さんたちが出演している『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』。この作品は、アジア全域で大人気になった中国女性ベストセラー作家・桐華が書いた小説「歩歩驚心」をテレビドラマ化したもの。
ハリウッドメジャー投資配給会社NBCユニバーサル・スタジオが共同投資をしたり、今を時めく若手俳優を揃えるなど放送前からとても期待されていました。
しかし、当時の視聴率はあまりよくありませんでした。実際、どれくらいの視聴率だったのか、全20話の視聴率を見てみましょう!
話数 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|
第1話 | 2016/8/29 | 7.4% |
第2話 | 2016/8/29 | 9.3% |
第3話 | 2016/8/30 | 7.0% |
第4話 | 2016/9/5 | 5.7% |
第5話 | 2016/9/6 | 6.0% |
第6話 | 2016/9/12 | 6.9% |
第7話 | 2016/9/13 | 5.8% |
第8話 | 2016/9/19 | 6.9% |
第9話 | 2016/9/20 | 6.2% |
第10話 | 2016/9/26 | 7.1% |
第11話 | 2016/9/27 | 7.5% |
第12話 | 2016/10/3 | 7.9% |
第13話 | 2016/10/4 | 8.2% |
第14話 | 2016/10/10 | 6.8% |
第15話 | 2016/10/11 | 8.2% |
第16話 | 2016/10/18 | 5.9% |
第17話 | 2016/10/24 | 9.8% |
第18話 | 2016/10/25 | 10.1% |
第19話 | 2016/10/31 | 9.0% |
第20話 | 2016/11/1 | 11.3% |
全20話の平均視聴率は11.3%!!
日本のドラマで言いますと、2020/9/5(土)放送の日本テレビ『ミッドナイトランナー未満警察・最終回』の平均世帯視聴率が「11.0%」でした。
韓国ドラマというと「平均視聴率30%超え!」などと、日本では考えられないような視聴率の数字が出てきますよね。それに比べると『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』は低い!と感じませんか?
その理由は、裏番組といわれる”違う局で同じ時間帯”に放送されていたドラマが大ヒットしたから!なんです。
そのドラマは『雲が描いた月明かり』。
平均視聴率23.3%、2016年韓国ドラマ視聴率ランキングの10位以内に入っているドラマなんです。平均視聴率を見ると、倍も差がついていますね。しかし!だからと言って、面白くないわけではないですよ。
放送後の口コミでは、「余韻に長くひたれる作品」「切なく悲しくて、とにかく泣いた」「出演者がとにかくイケメン」などじわじわと人気が再燃!
そして、海外での人気が爆発しました。特にアジア各国では、今なお根強いファンが多くいています。
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『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』さまざまな賞を取っていた!受賞歴
第5回ドラマフィーバー・アワード
アメリカ最大の韓流コンテンツストリーミングサイト「DramaFever」は、1ヶ月間約324万人にグローバル動画サービスプラットフォームで、投票を受付しました。
その結果、「第5回ドラマフィーバー・アワード」で『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』が、「ベストアンサンブル賞」「ベストヒストリカルドラマ部門賞」を受賞しました。
受賞時の各キャストのコメントをご紹介します!
イ・ジュンギ/ワン・ソ役
この喜びをイ・ジュンギは「第5回ドラマフィーバー・アワード」内のインタビューで世界の韓国ドラマファンに向けて英語と韓国で受賞の感想を以下のように述べました。
昨年1年間ワン・ソ役で大きく愛され、先輩・後輩、スタッフの皆様と良い思い出と縁を作っただけで嬉しかった。それにこのような大きな賞をいただき、心から感謝します。
「DramaFever」の視聴者の皆様のおかげで、僕たちのドラマがアジアを超え、世界各国から大きな関心と愛をうけるようになり非常にうれしいです。
イ・ジュンギのほかにも『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』に出演したキャストから「第5回ドラマフィーバー・アワード」受賞コメントが届きました!
イ・ジウン(IU)/ヘス役
海外ファンの方々が「月の恋人-歩歩驚心-麗」(韓国タイトル)を愛してくださっているニュースはたくさん聞いていましたが、このように賞までいただけてとても感謝しています。
冬と夏を一緒に過ごしながら懸命にそして楽しく作った作品なので、今後も継続して多くの愛を受け取れたらうれしいです。
カン・ハヌル/ワン・ウク役
海外で私がワンウクと知ってくださる方々が多いことを見て、ドラマを愛してくださった方々が本当に多いんだなと思いました。「月の恋人-歩歩驚心-麗」は、私がいい人たちに出会うことができるようにしてくれたドラマでした。
受賞の栄光を先輩・後輩俳優の皆さんとスタッフの方々に伝えてほしいです。
ホン・ジョンヒョン/ワン・ヨ役
「月の恋人-歩歩驚心-麗」をたくさん愛してくださった皆さんに感謝し、遠い場所で見てくださる人がいて賞まで受け取れたなんて本当にうれしいです。
私たちの家族をたくさん愛してくれと、代表で受賞の感想を述べたイ・ジュンギに感謝します。
ベクヒョン(EXO)/ワン・ウン役
いい撮影現場の雰囲気のおかげで重要な賞を受賞することができたと思います。
撮影中のすべての制作陣の皆さんと俳優の方々、お疲れ様です。会いたいです!
ユ・ソヌ/ワンウォン役
「月の恋人-歩歩驚心-麗」撮影現場が懐かしいです。これからいい作品でまたお伺いしたいです。
とのコメントを残しています。キャストみなさん、作品やドラマファンへの愛を伝えています。人柄がよくわかるコメントと感じます。
韓国内では賞を取ってないの?
低視聴率が心配されていましたが、放送後からじわじわと人気が広がり2016年SBS演技大賞(韓国民放局SBSで放送されたテレビドラマ、スタッフ、キャストに贈られる賞)で受賞しています!
何部門で受賞したかと言いますと…
- 「ベストカップル賞」ネットユーザーからの投票-イ・ジュンギ/イ・ジウン(IU)
- 「10代スター賞」-イ・ジュンギ
- 「韓流スター賞」-イ・ジュンギ
- 「ファンタジードラマ男子優秀演技賞」-カン・ハヌル
- 「ジーンとする人物賞」-イ・ジウン(IU)
- 「ファンタジードラマ部門女子特別演技賞」-ソヒョン
- 「ニュースター賞」-ベクヒョン
さすが、イ・ジュンギ!!時代劇のカリスマと言われているだけあります。見事な3冠王です。
ショーレースの名称も「ジーンとする人物」という、なんだか面白い部門がありますね。かわいいヒロイン、イ・ジウンが受賞しています。
放送当時は期待より視聴率がとれず、キャストの演技力やストーリーがあり得ない!などの論争があったそうですが、演技大賞で受賞することができましたね。
ということで、『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』はたくさんの人に愛された作品ということがわかります。
『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』視聴率はどうだったの?受賞歴も紹介します!まとめ
今回は、『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』の視聴率と受賞歴を紹介しました。
- 放送当時の視聴率は、思わしくない結果になってしまった。
- 低視聴率ではあったが、じわじわと人気が広がる。
- アメリカ最大の韓流コンテンツストリーミングサイト「DramaFever」主催「第5回ドラマフィーバー・アワード」で2部門受賞。
- 2016年SBS演技大賞では、イ・ジュンギが3冠王!ほか4部門受賞。
圧倒的な映像美、三者三様のキャスト、作品に夢中になってしまうとどっぷりハマってしまうのが『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』のすごいことろ!
低視聴率が心配されましたが、面白いと感じる人が世界中にいたからこそ、ここまでの人気になった作品を一度見てみてはいかがでしょうか?