麗花萌ゆる8人の皇子たち全話ネタバレはこちらです
皇帝ワン・ソにヘ・スとの婚姻を願い出るワン・ジョン。
その手には、先帝の命令書が握られていました。
スの望みです、と言うジョン。
一体、ソとスの運命はどうなっていくのでしょうか。
早速、麗29話のあらすじネタバレと感想をお届けします。
前話がまだな方はこちらからどうぞ
目次
あらすじネタバレ
ジョン(ジス)の話を聞いたソ(イ・ジュンギ)は、慌てて茶美園にいるス(IU)の元にやってきます。
そして「ジョンがお前と婚姻すると先帝の命令書を持って来た。お前も承知なのか?」と聞きます。
その問いに驚きながらも、きっぱりと「望みます」と答えるスでした。
「先帝の遺言に背けば、皇帝の即位にも難癖がつけられます」と言います。
「離れていた時は常に恋しかったが、今は憎いときもある、憎しみだけが残る前に去る」と語るス。
画像引用:麗公式サイト
スの言葉にショックを受け「決して許さぬ」と言い残し、ソは去っていきます。
皇帝の部屋。
先帝の命令書に背くことは出来ないのに、スを婚姻させたくないソは思い悩みます。
そのような姿を見たヨナ(カン・ハンナ)は、私には一族を捨てさせたのに、とソに食ってかかります。
しかし、ソは「スだけは、ダメだ」と言うばかりでした。
「いつまでそう言っていられるか、私は皇位を諦めない」と言い捨てヨナは去りました。
ウクの助け
画像引用:麗公式サイト
ワン・ウク(カン・ハヌル)は思い出しています。
ソが命はとらないということを、ウクに伝えにきたスのことを。
そして、スは皇位や人を諦め、宮廷を出るようにウクに言ったのです。
そして後日、ヨナはウクに力添えを頼みに来ました。
そして、ウクをソの前に連れてきたヨナ。
最後まで、ウクの話を聞くように、ソに言って去ります。
ウクは、玉座に座るソに、語りだします。
「私とスの関係について、申し上げます。私達は婚姻の約束をしていました」
「死にたいようだな」と睨みつけるソに「陛下の女人になる前から、わたしの人だった」とウクは告げたのです。
顔色を変えて、茶美園のスの元にやって来たソ。
スに、ウクと婚姻の約束をしていたのか事実を確認するソに、はい、と答えるスです。
ソの瞳は涙でうるみ、「好きな人はウクなのか?」と聞きます。
これまでのウクの言動やソが土下座までしてウクの命乞いをしたシーンが流れます。
画像引用:麗公式サイト
嘘でも良いから「ウクの企みだと言え!」と大声を出すソに「お互いに嘘をつかない約束です」とかえすスでした。
ウクとのことで、私を傷つけるとは!
ソはショックを受け「余を愛していなかったのだな」とスがソの手を握ろうとして、伸ばした手を振りほどきます。
「お前にはもう会わない」と涙をこぼし去っていくソなのでした。
スは置き去りにされ、座り込みました。
宮廷を出るス
画像引用:麗公式サイト
日は流れ、スが皇宮を出ていく日になりました。
女官に見送られながら、屋敷を見回すスです。
チェ·ジモン(キム・ソンギュン)は「スを捨ててはいけません」と助言するも「そうではない。スが私を捨てた」と答えるソなのでした。
宮廷の門のところで、ペガ(ナム・ジュヒョク)が寄ってきました。
別れの盃を交わします。
画像引用:麗公式サイト
「命令書がなければ、協力しなかった」というペガに「私も知らなかった、皇宮を出る方法があるとだけ知っていた」とスは答えました。
スは、ソと別れたいわけではなく、あまりにも血を流し過ぎた皇宮から、どうしても出たかったのです。
「婚姻は気が進まないが、出れるなら構わない」というスに「ソ兄上と添い遂げてほしかった」と伝えるペガでした。
そこに、ウクがやって来ました。
ペガは、敵愾心(てきがいしん)をむき出しにしますが、スがそれを抑えます。
ウクとの別れ
画像引用:麗公式サイト
ウクは、痩せたようです。
スを皇宮から出すために、陛下に言ってくれたことを気づいているスは、ウクに感謝の言葉を伝えます。
ウクは「ジョンは良いやつだ」と言い「過去は忘れて未来だけを見るように」とスに伝えます。
「スや、わたしの心は承知だろう」とスの肩に手を置き、優しく抱きしめました。
画像引用:麗公式サイト
「今生では終わった」と告げて微笑むウクは、愛し合った頃のような優しい顔に、戻っていました。
そしてウクは、去っていきました。
ソの気持ち
画像引用:麗公式サイト
一方ソは、スの部屋に残された主のいない側室の衣装を抱きしめ、涙を流すのでした。
(出会わなければ恋しがらずに済んだ。一緒にならなければさらずに済んだ。愛していなかれば互いに捨てずに済んだ。出会わなければ良かった)というスの心の声が流れます。
そしてスは籠に乗り、ジョンの待つ新居ヘやって来ました。
迎えたジョンが、スの手をとります。
スはそんなことにも、降りる時に同じように手を貸してくれたソのことを、思い出してしまうのでした。
画像引用:麗公式サイト
「婚姻は皇宮から出すための口実で、これからも友だ」と明るく言うジョン。
「わかっています」と答えるスに、ジョンは、自分に託されたかんざしを返しました。
人里離れた静かな住まいの庭で、剣の稽古をするジョン。
そばに座り、石ころにソの顔を描いているス。
画像引用:麗公式サイト
しかし、その様子を物陰から覗いている者がいます。
ジョンはそのことに気づき、わざとスと仲よさげに振る舞う姿を見せました。
画像引用:麗公式サイト
そして今日は御典医が寄ってくれるので、スの身体を診てもらおうとしているのでした。
診察の結果、スが懐妊していることがわかります。
もともと心臓が弱いので、懐妊により更に身体が弱まっている、と御典医は言います。
御典医はスの身体を心配しますが、スは「子が無事なら良いのです」と即答するのでした。
ジョンは、「懐妊のことは絶対口外するな」と御典医に命じました。
嫉妬するソ
その頃、玉座に座るソは、スの様子を偵察させた報告を読んで、怒っていました。
手を握りむつまじいだと!と報告書を叩きつけます。
ジモンは「スお嬢様は男女の別なく、親しくされるではないですか」ととりなします。
しかし、居ても立っても居られないソは、自らスのところに行き、様子を見守ります。
画像引用:麗公式サイト
丁度その時、胸の痛みを訴えジョンに抱きかかえられるスの姿を、見るのでした。
部屋で休む2人は、思い出話しをしてます。
初めて出会った日に、棒きれを振り回した話。ウクとケンカした話。
画像引用:麗公式サイト
スとジョンが、楽しく笑い合う様子を外から見たソは、落ち込みます。
そして皇宮に戻ると、「もう、あの2人の報告はいらない」とジモンに告げるのでした。
心配そうにジモンは、ソを見つめます。
ソに会いたいスの気持ち
画像引用:麗公式サイト
スは、石ころにソの姿を描きながら、空想の世界で、ソと共にいます。
ここには、皇位をめぐる争いも血を流す闘争もない、と。
空想のなかで、優しい顔で見つめ合う2人。
そして6っヶ月後。
スは、元気な女の子を出産します。
画像引用:麗公式サイト
取り上げた赤ん坊を見て、死産だったことにするよう産婆に命じるジョン。
スは出産のあと、とても弱っています。
起き上がることもできないなか、ソへの文(ふみ)をジョンに託します。
「子をソに会わせたいのか?」と聞くジョン。
スは「私が、会いたいのです」と答えます。
ジョンは急いでその文を、使者に渡そうとしました。
しかし、その文のスの筆跡がソの筆跡と全く同じだと気づいたジョンは、これは良くない、と思いその上にもう一つ封筒をかぶせ、自分の筆跡で出したのです。
玉座に座るソは、今日も地方ではびこる豪族勢力の対処に追われています。
ジョンは文を何度も送りますが、どうせ、不満を書いてよこしたんだろう、とソは見向きもしません。
どんどん、弱っていくス。
ソを待ちわびています。
「まだですか?何通も送っているのに。使いを送ってください」と頼むス。
もう、使いも送っているのに、と心で思うも「そうだな、そうしよう」と答えるジョン。
今日は、スのもとに旅芸人たちが来ています。
画像引用:麗公式サイト
楽団の歌い手が、陛下の寵愛を受ける女官の歌を歌います。
縁側に座り、ジョンに寄りかかりながら力なく見ているス。
そしてスは思いおこします、ウンの誕生日に歌った歌を。
ソとの思い出のあれこれを。
画像引用:麗公式サイト
顔色をなくしたソは、ジョンに息も絶え絶えに「娘を守ってください。皇宮には行かせないで」と言いました。
「なぜ、そんなことを」というジョンに、スは「あの方は来ません」と力なく言って目をつぶりました。
29話を無料で見る
以上で『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち』の29話ネタバレを紹介しましたが、やっぱり動画で見た方が楽しさは全然違います。
カッコいい皇子たちや可愛いヘ・ス、美しい景色や衣装を見て、素晴らしいOSTを聞くと、もっともっと『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち』にハマりますよ。
感想とまとめ
スはジョンとの婚姻という形で、皇宮を去りました。
スが、自分の命を狙ったウクと恋人であり、婚姻の約束までしていたことを知り、絶望するソが可哀想でした。
ペガが去った今、ソはスに一番の理解者であってほしかったでしょう。
一方、スもソを愛しながらもそばにいることを諦めたスの気持ちも切ないです。
命がけで子供を産んだスは、無事にソにその思いを告げられるのでしょうか?
タイムスリップしてきているスは死んだらどうなるのでしょう?
ソと結ばれる道はなさそうなので、ソの気持ちを思うと切ないラストになりそうです。
次回最終回のあらすじもお楽しみに。
全話通して皇位にしがみつきブレなかったヨナは、ある意味すごい女性ですね。
ヨナを演じたカン・ハンナについては、こちらをどうぞ。