『麗花萌ゆる8人の皇子たち』10話のネタバレと感想!わたしは彼が好き。

麗花萌ゆる8人の皇子たち 10話 ネタバレ

こちらでは『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』第10話のあらすじネタバレと感想をご紹介します。

『麗花萌ゆる8人の皇子たち』の話数ごとのネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。

麗花萌ゆる8人の皇子たち〜 全話 ネタバレ あらすじ

9話では、スの皇帝への嫁入りを皇子たちが反対しました。しかしヘ氏一族との関係保持のため決定を覆すことはできません。最後にとったスの行動は自らの身体に傷をつけることでした。傷のあるものは皇帝に嫁ぐことはできないのです。

自ら婚姻を壊したヘ・スはどうなるのでしょう?

では、みなさんお待ちかねの第10話、いってみましょう。

その前に9話がまだな方はこちらからお読みください。

麗花萌ゆる8人の皇子たち 9話 ネタバレ

『麗花萌ゆる8人の皇子たち』10話のネタバレ

画像引用:麗花萌ゆる8人の皇子たち公式サイト

スの処分はチェ・ジモンが進言して薬草や化粧品を扱う茶美園(タミウォン)に行かせることになりました。

厳罰が回避されてホッとしました。

頑張れば婚礼も皇宮から出ることもできるということです。ウク皇子に明るく「頑張る」というスです。

毎日、顔を見に来るというウクでした。

スは別れを言いに来た皇子たちが来ると(このなかで誰が光宗になるの?)と不安げに見回します。

スのあらたなステージ茶美園(タミウォン)とは?そこで待ち受けるスの運命は?

本編第10話はどうなるのでしょうか?

新たな場所

ス(IU)は茶美園(タミウォン)にやってきました。

部屋の中には大きな水場もあり、さまざまな草花が置いてあります。

迎えたのはオ尚宮(ウ・ヒジン)です。きつい形相でヘ・スを睨んでいます。

部屋で向かいあうスにオ尚宮は言い放ちます。「お前は陛下の妃候補だったが、今は女官だ。」

ス「わかっています。頑張ります。」

オ尚宮「茶の作法はできるか。薬草や化粧のことは?」

「私が得意なことです。化粧品も作れます!」とにこやかに自慢気に答えるスでした。

ですが、オ尚宮に「文字を読み書きできるか」と問われ、スが「全くできない」と言うと呆れられるのでした。

そのことを部屋の外でソ(イジュンギ)が聞いています。

話を終えたスが出てきました。

「まだ、ここにいたの?ここは、私に合いそう。うまくやれそう。わたしは化粧もできるんです。」

二人並んで歩きながら明るく話すスとは反対に、暗い表情のソ。何か怒っている様子です。

「そうでした。この間のお礼がまだでした。陛下との婚姻が流れてよかった」と言うと、スの腕をとり、刃物できった手首を見て「もう少し深ければ死んでいたぞ!」と厳しい目で言いました。

「生きてるじゃないですか」と答えるス。

「傷を背負う辛さが分るか?」と問うソ。

「一生ここから出られないかもしれないんだ、喜んでいる場合か?」と怒っています。

「身体を傷つけてまで、なぜ?」というソに「自分でもわからない、諦めて床入りしようとしたけれどダメだった」と涙目で答えました。

ス「だから、自分で解決しよう」と。

「愚か者め、二度とするな」とソが言います。

東池(とんじ)という美しい池の周りを二人で歩いています。

ス「皇居はどんなところですか?」

ソ「入るのより出るのが難しいところだ、ココでは誰もが一人だ」

ス「私は、一人じやない。皇子様がいるから。だから持ちこたえられる」

「騒がしいお前がいれば退屈しないな」そう言うとソは行きました。

ウクの想い

ウク(カンハヌル)ヨナ皇女(カンハンナ)が話しています。

「次の婚姻の相手は外親戚が探します」と言うヨナ皇女。

ウクは「政略結婚は一度で充分だ」と答えます。

「一族が滅んでも?また北に行きますか?ヨ兄上(ホン・ジョンヒョン)がパクヨンギュの娘と婚姻したのは皇位を狙っているからです!」

「中州院ユ氏(パク・チヨン)が正胤を退け、ヨ兄上が世継ぎの座に付けば我々は追放されます」とヨナ皇女は真剣な顔で言います。

「ソを慕っているのではないか?」というウクに「ソ兄上でなくても私は平気です。兄上のためにならない婚姻はいたしません」とヨナ皇女は答えます。

ヨナに憐れんだような表情で「ヨナや、心安らかに生きてはどうだ?」とウクは答えます。

「わたしの望みは一つ、兄上が皇帝になること」とヨナは告げました。

黙って聞くウクでした。

正胤ワンムの思い

正胤ム(キム・サノ)は部屋でチェジモン(キム・ソンギュン)に肌の塗り薬を塗ってもらっています。

「この病にかかったのは皇位を欲した罰ではないか」というム。

しかしその問いに「間違いなく正胤様は皇帝の星をお持ちです。」と答えるチェジモンです。

新たな登場人物:パクスギョン大将軍

馬にのった立派な装衣の武者達が皇宮に帰ってきました。

門のところで大将軍と配下たちの拝を受けます。

久しぶり皇宮に来たようです。

「相変わらずきらびやかだな」と皇宮を眺めるパクスギョン大将軍(ソンドンイル)とその娘でした。

皇帝に庭で出会い「戻りました」とひざまずいて挨拶します。

「待っていたぞ」と答える皇帝ワン・ゴン。

笑顔で答えるパクスギョン将軍。

「汚い格好で」と謝る大将軍に「長いこと出入りを禁じてすまない。そして愚息の面倒を見てくれて礼を言う」と答える皇帝。

ワン・ソに武芸をおしえていたのはパクスギョン大将軍だったのですね!

そしてそれを頼んだのは父である皇帝だった、ということです。

「第4皇子様は武芸の素質があり教えがいがありました。あの傷さえなかれば世継ぎにふさわしいお方だ」と言います。

その言葉を聞いて側にいたチェジモンの顔が曇ります。そして皇帝も戸惑い気味に聞きます。

「正胤は世継ぎの素質に欠けていると?」

「第一皇子には実力がありますが、その性格が優しすぎます」大将軍は答えました。

皇宮にいるより、戦いの場にいた方がふさわしい、と。

皇帝はその言葉を聞いてその場を離れます。

大将軍とソ

8人の皇子たちが揃い騎馬戦で戦っています。また、ソは勉学にも励んでいます。それなりに皇宮に馴染んできたようです。

大将軍とソが歩いて話をしています。

「武芸は十分習ったから次は学問を修める」というソに「一晩で火を付けて大勢を殺したとか?」と聞く大将軍。

「殺してもいい奴らだ」と答えるソ。

「ひと目みて殺してもいい奴とわかるとはどれだけ学問をつんだのか」と遠回しな非難をします。

師匠だからこそ言えるのですね。

「なぜ松嶽に残ったのか?」と問う大将軍に「皇子として内情を知りたいのだ。なぜ母と兄上たちが皇帝の座を狙うのか気になる」ソは答えます。

松嶽に最後まで残れる皇子は一人だけ。皇帝だけです。」

なぜ残りたいのか本当の理由をよくお考えください、と大将軍は言うのでした。

ドキッとした表情のソを残し大将軍はその場を去ります。

黃州院(ファンジュウォン)皇后ファンボ氏

スはオ尚宮とともにファンボ氏の部屋を訪ねます。

「頭痛はいかがですか?」とオ尚宮が聞きます。

オ尚宮がいれた茶を飲むと一時的に治るが、又ぶり返すのだった。

そしてスに「女官の仕事は慣れたか?貴族の育ちだから大変だろう」と笑顔で尋ねます。

話しかけられてスは嬉しくて「辛くはありません。私はお化粧もできるんです」と返し、ファンボ氏の顔に付いた水を取ろうとします。

するとオ尚宮に「出しゃばるでない!」といさめられます。

そして下がるように命じられました。

スが行くとファンボ氏はオ尚宮に「中州院ユ氏はまだお前に厳しいのか?」と聞きます。

「大丈夫です」と答えるオ尚宮。

オ尚宮が患う腹痛のことも気にかけ「私と同じ原因だから心配だ。ご典医に見てもらえば」とファンボ氏は言ってくれるのでした。

「気遣いに感謝します」と答えるオ尚宮。

オ尚宮と中州院ユ氏との間には何かあるようですね。

正胤の病い

スは帰りに偶然、ムが痒くて騒いでいるところに出くわします。

部屋を覗くとその肌の様子からムがアトピーを患っていると知ります。

スは冷正胤に水をかけようとしていたのを止めます。すると正胤は激しく怒ります。

しかしスは「冷やしてはだめ」と言い「大豆を食べると痒くなり、疲れたり、汗をかいても痒くなりますよね」と言い当てます。

「私が治しますから信じてください」と正胤に言い「温水で洗いましょう」と洗いハッカの葉でかゆみを抑えます。

そこに現れたオ尚宮は「出しゃばるな!」と怒りスを押し倒します。

そして茶美園に戻ると罰を与えました。膝を付き両手を挙げさせられるスです。

韓ドラによく出てくるこの罰は千年前からだったのでしょうか?

スの両手に医学書を載せていくオ尚宮。

「これらの書も読めないのに、なぜハッカの葉が良いと?」とオ尚宮が聞きます。

「母が同じ病気だったのです」と重ねた本の重さに耐えながら答えるス。

「正胤様の病気のことを人に話せば命はない!」とオ尚宮に言われるのでした。

ソの言葉

スは水撒きの罰も与えられました。

ふてくされ水をまくと庭で寝ていたソにかかります。

水のカメまで割ってしまい「ヤバい。嫌だ。もう逃げようか」とつぶやきます。

そこに現れたソに「皇帝を欺いて逃げられると思うのか」と言われます。

此処は私には合わない、力仕事ばかりで自分の実力が活かせない、と愚痴をこぼすスです。

続いて「正胤の事だって・・」と言いかけてごまかそうとするスに、「正胤の病を知っているのか」と問うソ。

しかし、スはしらばっくれます。「口を滑らせたりしたら、ただでは済まない」とソに言われます。

ソもムの病気のことを知っているのでした。

「あの病気は清潔にして食べ物に気をつければ治るのに。私が正胤に気に入られてはと、オ尚宮に牽制されているのかな?」と言うスです。

オ尚宮のことをパワハラ上司と思っているようですね、スは。

しかし、「正胤の病が悪化したらあの世行きだ。オ尚宮に感謝するんだな」とソはスが思っているのと逆のことを言いました。

ソは信州にいた時に白樺の木があったこと。しかし寒さと狼のなかに一人残された時、火を付けその木も燃やした、という話をします。

「自分の仕事を頑張れ」とスに言いました。

ぶっきらぼうだけれど、自分もこんな辛い思いをしてきたのだからという励ましですね!

ウクとス

ソに言われたとおりに気を取り直し日々の仕事を頑張るスでした。

ウクはたまにスに密かに会いに来てくれました。その時のスはとても幸せそう。

スは一人の時間は字も勉強しています。

そこにウクがやってきました。ウクがどうして字を勉強しているのか聞きます。スは頭を打って以来読み書きできないことを白状します。

「以前の詩も読めなかったのでミニョン姉(パクシウン)に教えて貰った」と。

そうだったのか、(妻に多くの罪を犯した)とウクは一人思います。

ウクは後ろからスの肩に手を置いて、右手を重ねて筆で字を書き出します。ウクを見つめるスの瞳はキラキラです。

福寿草と書きました。名薬にも毒にもなる薬草の名前だと言いました。

旭(ウク)という字を教えるウクです。朝日という意味だと教えます。

そしてスの手首の傷を隠すため腕輪をしてくれます。

「赤い色は災いを除いてくれる。いつかここから出してあげる。一生外さないと約束してくれ」とウクは言いました。

スはうなずきます。

そしてウクはスのおでこに口づけしました。

夜、スは一人の部屋でウクが書いてくれた文字を見ています。

ヘ・スでもコ・ハジンでもいい。彼が好き。

「わたしは幸せになれる」と月を見て誓うスでした。

ペガ皇子と後百済の王女ウヒとの出会い

ペガ(ナム・ジュヒョク)は、山道で人々の絵を書いています。山道には、災害から逃れた多くの民が歩いていました。

近くで休憩した子供達に食べ物をあげるペガです。

すると突然、ペガが描いている絵を引き破る一人の女性が現れます!

驚くぺガに「高麗に負けてこんな姿だが、獣ではない。人間だ!」とその美しい女性は怒りをぶつけてきます。

「いや、日照りの被害を伝えようとしていただけ・・」と答えるも「高麗の者は汚く醜い者も芸術にすると聞いた。貴族にへつらい貧しい民の絵を描いて金を得ているのか。虫けらめ!」と言い捨てていきます。

怒ってペガは彼女の後を追います。

彼女は「王女様」と呼ばれ、配下の者に連れて行かれました。

誤解されたペガは探しますが、彼女にはもう会えませんでした。

ウンの誕生日の宴

皇子達が揃いウン(ベッキョン)の誕生日の宴を開いています。

御馳走が並び、舞いを踊る女性たち。皇子たちがウンに我もと酒を注ぎます。

ウンが、宴の場を設けたヨナ皇女にお礼を言います。

ヨナが「もう嫁に行ったら集まれませんから」と返します。「地方の豪族の所へ嫁にいかされるのです」と。

ヨ、ソ、ウクそれぞれの皇子の動きが一瞬止まります。

皇族ではなく、豪族だと言うことに、「ありえない」というヨはいぶかしがります。

「宴のあと、母上を交えて話そう」と兄であるウクも納得しない様子で言いました。

ウンをみんなで呑ませ酔わせています。

ウクは女官のなかに、スの姿を探していますがスはいません。

ソも探しているようです。立ち上がり外に出ていきました。

ヨもヨナを連れて外に出てきました。

ヨはヨナに「自分の妻になれ」と言いました。「兄上の夢はなんですか?」と聞くヨナ。

ヨは、「高麗だ」と答えます。

ヨナは今までの夫人を捨てて、自分を第一夫人にできるか、と聞きます。

ヨは、「女のためになにかを犠牲にはしない。私以外に選択肢があるのか?」と無理やり抱き寄せ、口づけしようとします。

その時「飽きないのか?相変わらず卑怯なやり方だな」とソが止めに入ります。

ヨは去り、ヨナは感謝の言葉を言います。

「ワン・ヨでは欲しいものは手に入らない」というソ。ヨナはソを見つめて言います。

「ワン・ソ皇子はわたしの選択肢に入る気はありませんか?」

ソは少し驚いたような顔で、ヨナを見つめ返します。

『麗花萌ゆる8人の皇子たち』10話の感想とまとめ

中盤に入りいよいよ将来光宗になる人物は?というのが気になります。

スとウクの想いも一つとなり、胸キュンシーンもありました。

このまま優しいウクとスで良いんじゃないですかぁ、とハヌルファンでもあるので思ってしまいました。

好きな人と居られる世界なら幸せですよね!

そして、パクスギョン大将軍の言葉を聞いて皇子同士が仲良く過ごすのは、やはり難しいのが皇宮なんだ、ということがわかりました。

まだ今は正胤のもとで仲良くやっている皇子たち。

ですがこのままですまないのは歴史が証明しています。

また茶美園では、オ尚宮というスの上司に当たる女性がスに厳しく当たります。

何か訳が有りそうです。オ尚宮は皇帝やユ氏とも何か関わりが有りそうですね。

これから解かれていくのでしょう。

ウクやヨナ皇女一族がユ氏により追い出されていた過去があり、その事で二度と同じ思いはしたくないということが、この二人の今後の言動を理解する上で重要な回でした。

そして、ミニョンに想いを寄せていたペガ皇子に恋の予感でしょうか?

皇子が多すぎて一人ひとり描いていたら足りないんじゃないか、と心配になります。

ウク派かソ派か、わかれているようですよ!

これから、スの恋がどうなっていくのかますます楽しみで次が早く見たいですね。

麗11話はこちらからお読みくださいね。

麗花萌ゆる8人の皇子たち 11話 ネタバレ

オ尚宮についての記事はこちらをお読みください。

麗 オ尚宮 さんぐん ウ・ヒジン