ソンジュンギ映画『スペース スウィーパーズ』(勝利号)のあらすじネタバレ

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コロナウイルスで公開が延期されていた映画『勝利号』が2021年2月5日ネットフリックスで全世界190ヶ国に公開されました。

『勝利号』は宇宙ゴミを拾いに行く清掃船である勝利号が大量破壊兵器に遭遇したことで起こる話です。

遠い未来の2092年を背景にして好奇心を刺激するには十分なものでした。

それだけでなく、ソン·ジュンギ、キム·テリなどのトップスターが出演し注目を集めました。

では早速、『勝利号』のあらすじとネタバレ、映画を見た後の私の感想を書いていきますね!

キャスト

(引用:https://m.fmkorea.com/best/2911948295)

スベーススウィーパーズに登場する主なキャストを紹介します♪

キム・テホ(ソンジュンギ)

勝利号の操縦士で、一時期UTSジーニアスプログラムの最初の養子で天才的な宇宙操縦士、UTS機動隊長として活動。

そんなある日、地球から来た飛行船に乗り込んだキムテホは不法移民者たちを射殺する任務の中、一人の母親を殺すことになります。

母親が殺され一人取り残された赤ん坊を地球へ行かせることが出来ず、スニと名付け父親になることを決意をしますが、それ以降人を殺す任務を遂行出来なくなり機動隊から追い出されてしまいます。

ヂャン・ソンジャン(キムテリ)

勝利号の船長で本名はヂャン・ヒョンスク、テホ同様元々はUTSジーニアスプログラムの工学財源として買われ養子となります。

UTS の科学技術力に大きく貢献しますが、19歳でUSIMに反感を持ち脱出、 一時期悪名高い宇宙海賊船の船長となりサリバン暗殺を図るが失敗。

身分を変え勝利号の船長となりますが、手のつけようがない性格で、口の中には自爆をしかけています。

タイガー・パク(ジン・ソンギュ)

勝利号の機関士で本名はパク・ギョンスですが、タイガー・パクと呼んで欲しいという本人の意見は黙殺されパクと呼ばれています。

4年前までは地球で麻薬密売組織の首魁でギャンク団のボスでしたが、地球では死刑が確定しているので、戻れば直ぐに死ぬ運命だと言います。

斧振り回し全身には刺青が入った恐ろしい外見ですか、麻薬で稼いだ金を寄付したりなど、本当は温かい心の持ち主です。

オプドンイ(ユヘジン)

勝利号の船員でもあるが軍事用に設計されたロボットで、機動打撃や汚染地域などへの侵入などをしていましたが、ヂャン船長との縁で勝利号に同行することになります。

口、目、頬にあるLEDで表情を作ったり、記号を使って感情表現ができ、女性のアイデンティティを持っているためゴッニムからはお姉さんと呼ばれています。

そんなオプドンイの夢は、貯めたお金で皮膚移植しより人間らしくなることです。

カン・ゴッニム(パクイェリン)

高性能水素爆弾のドロシー。宇宙のゴミ中から発見されました。

映画『スペース スウィーパーズ』(勝利号)のあらすじ

2092年、砂漠化が急激に進んだ地球はもはや人が住みにくくなりました。

宇宙開発企業UTS会長であるジェームズ·サリバンは病んだ地球を避け、宇宙に人類の新たな巣UTSを作りました。

しかし、UTSは選択された人類わずか5%しか行けない特別な場所でした。

UTS非市民の中には労働ビザを取得して宇宙を速いスピードで通る宇宙ゴミの掃除をする宇宙ゴミ清掃員がいます。

勝利号の船員たちの生活

勝利号の船員チャン船長、操縦士のキム·テホ、機関士のタイガー·パク、ロボットオプトンも宇宙ゴミの清掃員の仕事で、かろうじて生計を立てていました。

お金に目がないテホは実は娘を失った痛みを持っています。

またカリスマを醸し出すチャン船長は一時、宇宙海賊団を率いた経歴があります。

全身に入れ墨を施した機関士タイガー·パクは実は誰よりも心が弱い人です。

そして、ロボットオプトンは皮膚移植を夢見ていました。

このように勝利号の主役たちはSF映画にいつも登場するスーパーヒーローではなく平凡だけど、個性的な人物という点で映画を多彩にしました。

しかし、彼らは仕事をすればするほど税金と宇宙船の修理費が請求され、増えるのは借金だけでした。

荒廃している地球の様子と澄んだ空と綺麗な空気、美しい自然を持っているUTSの姿は非常に対照的でした。

勝利号の船員たちの姿を見ながら実際、私たちが生きている現実と似ていて共感できたと思います。

特に宇宙船で된장찌개(テンジャンチゲ)を作って食べ、花札をして時間を過ごす姿などがですね。

ドロシーを発見した勝利号の船員たち

黒いきつね団はUTSが警戒するテロリストの集団です。

地球が没落し火星への移住とともに宇宙空間に浮かんでいる巨大な世界はもうUTSで統一されていました。

そして彼らが指定したテロリストはみんなの敵でした。

こうした中、ドロシーという人間の姿をした機械への警戒が続いていました。

 

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そんなある日。

勝利号の船員たちはゴミ収集中に、大量破壊兵器として知られる女の子の形をした人間型ロボット「ドロシー」を発見しました。

彼らは、その女の子がドロシーだと知り、いつ爆発するか分からないのでとても警戒しました。

そしてドロシーを探してる誰かが存在するという事実を分かりました。

ドロシーを探している人たちは黒いきつね団でした。

その後、勝利号の船員たちはドロシーを見つけたら通報せよというUTSの指針に従わず、ドロシーを巨額で取引することを決心しました。

200万ドルというとてつもない金額を現金で支払うという提案に拒否する理由がなかったのです。

それにテホとしては宇宙ゴミが落ちて死亡した娘の遺体を探すためにもお金が必要でした。

しかし状況は複雑に絡み始めました。

黒いきつね団との取引場所でドロシーの思わぬ行動で取引が不発になってしまったのです。

勝利号の船員たちは再び黒いきつね団と取り引きの約束をしました。

黒いきつね団とドロシーの正体

一方、サリバンが警告したテロリスト黒いきつね団は実は環境保護を叫ぶ集団でした。

地球を守るために自ら前に出た黒いきつね団はサリバンに反するしかありませんでした。

地球を完全に破壊しようとするサリバンにとって黒いきつね団は確かテロリストだったんです。

勝利号の船員たちはこの事実について知りました。

そして、ドロシーの秘密を一つ二つ発見するようになりました。

実はドロシーはロボットではなく韓国名の‘コンニム’という名前の実際の人間でした。

また、コンニムはナノボットという物質を利用して死んでいく植物を生かすことが出来ました。

それだけではなく、防御膜も作ることができるすごい能力を持った子供でした。

ドロシー(コンニム)役の子役ちゃんがとても可愛くて、映画に楽しさを加えたと思いました。
しかし、ドロシーの正体がロボットではない人間だという事実にちょっとがっかりしました。そして、具体的な説明もなしにナノボットという言葉が登場して理解しにくかったし、説得力が足りなかったのだと思います。

映画『スペース スウィーパーズ』(勝利号)のネタバレ

※ここからはネタバレになりますので、ご注意くださいね※

これを知ったサリバンはコンニムの能力を利用して火星を人々が生きていける惑星に変えようとしました。

そしてコンニムとナノボットを破壊すると同時に、工場を地球に落として地球まで飛ばしてしまおうという計画を立てていました。

黒いきつね団はこうしたサリバンの計画に気づいて、コンニムを脱出させようとして失敗したのでした。

その後、勝利号の船員たちは黒いきつね団からサリバンの計画を聞きました。

これまでコンニムに馴染んだ勝利号の船員たちは黒いきつね団と協力してコンニムを父親のところに連れて行こうとしました。

最初、勝利号の船員たちにとってコンニムはただの金儲けの手段だったんです。

そんな船員たちがコンニムと疎通し、徐々に親しくなる姿を見て暖かさを感じることができました。

しかし、サリバンはコンニムを追っていたところ、勝利号がすでにコンニムを確保して取引を試みていることが分かりました。

そして、その時UTSの機動隊が押しかけてきて、コンニムを連れて去ってしまいました。

それだけでなく、その場で黒いきつね軍団もコンニムの父親も殺されてしまい、生き残ったのは勝利号の船員だけでした。

UTSのサリバンは、テホに巨額の現金を撒き散らし、くれてやると。

テホは、そのお金がコンニムの命と引き換えのものだと分かっていて手を伸ばすのでした。

しかし、勝利号のチャン船長とオプトン、タイガー·パクはこれに屈することなくコンニムを助けに行こうとしました。

テホは、手にしたお金を持って死んだ娘の遺体を捜すために去りました。

コンニムと地球を救おうとする勝利号船員たち

その後、テホは娘の遺品を整理する途中に、心動かされて再び勝利号に戻ってきます。

こうしてテホも再び勝利号に合流してコンニムを救うために出発しました。

そして、サリバン機動隊はそんな勝利号を追撃しました。

勝利号の船員たちは機動隊をまくのに成功します。

続いて、コンニムが閉じ込められている工場に到着した勝利号の船員たちはコンニムを助け出しました。

しかし、水素爆弾が仕掛けられていました。

爆発を止めるには、UTSの内部に入り込まなくてはなりません。

そして水素爆弾が爆発すると半径5,13kmにいる人が全員死ぬため、すぐに出発しても助かる方法がなかったのです。

テホはこのまま諦められませんでした。

勝利号はUTS機動隊の攻撃をもう一度受けますが、タイガーパクの活躍でまた出発することが出来ました。

この時タイガーパクがこのまま死ぬかと思って本当にはらはらしながら見ました。

でもUTS無人攻撃機がものすごい数で追いついて、勝利号はもう一度危険にさらされました。

その時、チャン船長は工場が地球に落ちるのを防ぐために、全ての宇宙清掃員に無線を送って助けを要請します。

そしてサリバンの恐ろしい計画をUTS市民(火星に住む人々)と地球に住む市民に知らせました。

しかしサリバンは諦めずに勝利号を追撃し、無差別に攻撃しました。

 

勝利号があちこちでぶつかる時、画面が真っ暗になったり、音も途中で止まった部分が本当に気に入りました。映画を見ている私が実際その場で気を失っているように感じたからです。

初め通信障害?と思いましたけど。

勝利号の船員たちはやっと宇宙船のすべての燃料を燃やして半径5000kmから離れることに成功します。

サリバンは勝利号にいるコンニムを殺そうしましたが、勝利号にコンニムいませんでした。

実は勝利号の船員たちはコンニムを他の宇宙船(他の宇宙清掃員の船)に移動させていたのです。

勝利号は、5000km離れた所で爆破させるために爆弾を持って来たのです。

勝利号の船員たちは自分たちが死ぬ覚悟で、コンニムと皆を助けるために犠牲を選んだことでした。

ちょっとアルマゲドンを思い出しました。決死の覚悟に感動です。

結局、コンニムを殺そうと追いかけてきたサリバンは勝利号の船員たちに騙され水素爆弾で死んでしまいます。

そして勝利号の船員たちも水素爆弾が爆発して死んでしまいました。

が、次の瞬間、コンニムがナノボットを操縦して勝利号の宇宙船を守ってくれたことで、死を免れました。

このような勝利号の船員たちとコンニムの活躍で地球を救うことになり、映画はハッピーエンドで終わりました。

映画がハッピーエンドで終わってよかったけど一方では、結末が陳腐だったのではないかと思いました。

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まとめ

SF映画を見るには、臨場感やサウンドの側面から家庭の小さな画面が映画館の大きいスクリーンについていけないと思っています。

そういうわけで劇場でも追加で公開して観ることができればと願っています。

また、序盤の話の展開が少し退屈な面があって残念でした。

映画を見ながら気に入った点はグラフィック技術がすぐれていることでした。

映画館での公開の代わりにNetflixを通じて世界190カ国で公開された映画『スペース スウィーパーズ』(勝利号)がこれからどれだけ注目を浴びるか楽しみですね!