麗〜花萌ゆる8人の皇子たち30話・最終回あらすじネタバレ感想!私がそちらに行く

麗花萌ゆる8人の皇子たち全話ネタバレはこちらです。

麗花萌ゆる8人の皇子たち〜 全話 ネタバレ あらすじ

身体が弱るヘ・スはワン・ソへ文を送りながら、会えるのを待ちわびていました。

しかし、その文をソが目にすることはなく、スの命は尽きようとしています。

早速、麗30話・最終回のあらすじネタバレと感想をお届けします。

前話がまだな方はこちらからどうぞ

あらすじネタバレ

歌を聞きながら、この地での出来事を振り返り、思い巡らすス(IU)

最後に、産んだ娘のことをジョンに託します。

「私を覚えておいてくれ」というジョン(ジス)に「全て忘れる」と言い、目を閉じました。

画像引用:麗公式サイト

スは、ジョンの胸に抱かれて亡くなりました。

スが亡くなったことを聞き、そこまで私が憎いのか!と驚くソ(イ・ジュンギ)

しかし、文が届いているはず、とチェ·ジモン(キム・ソンギュン)は言いました。

画像引用:麗公式サイト

スは、初めてジョンの元から来ていた書状を、開けてみます。

そこには、自分と同じ書体のスからの文が、入っていました。

”私の心を得られなかったと、まだ誤解していますか

愛ではなく憎しみを残し、あなたから

安らぎを奪ったようで、心配です。

愛しています。

雨のなか寄り添ってくれた時、

私をかばい矢を受けてくれた時

あなたは特別な人になりました。

あなたが来るのを、待っています。”

麗 ネタバレ 17話

画像引用:麗公式サイト

全ての想いを文に込めていたスなのでした。

亡くなったス

ジョンが、スのお骨を抱いています。

そこに知らせを聞いて来たペガ(ナム・ジュヒョク

ジョンは、ペガに文を渡します。

そして、そこに馬に乗って駆けつけた、ソが到着しました。

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「スは、どこだ!何処にいるのだ!」と叫ぶソ。

「やっと来たのですか。文を何度も送って知らせたのに、今更悲しむ振りですか?」と言うジョン。

「お前のせいだ!表にはお前の名が!」とジョンの胸ぐらを掴むソ。

スの手紙とは、知らなかった、と怒るソです。

我々を監視していたから知っているだろうというジョンに、仲睦まじい様子を見てから、ソ兄上は一切報告も受けていなかった、とペガが説明します。

「ああ、スや」と、ソはお骨を抱いて泣き叫びます。

遺骨を持っていこうとするソに、「私の妻だ!」と阻むジョン。

しかし「死んでも私の人だ!」と叫ぶソ。

ペガが間に入り「スが、誰といたいか、知っているじないか」とジョンを諭します。

画像引用:麗公式サイト

「スを友と思うなら、陛下と争うな。スは、俺たち兄弟にふりまわされただろ」とジョンに言います。

泣き崩れるジョン。

骨壷を抱いて、川の畔に佇むソ。

画像引用:麗公式サイト

スが語った言葉を思い出しています。

「私は、離れません。」

ウォンの最期

ワン・ウォン(ユン・ソヌ)が、毒殺の刑に処されます。

そこに、ペガがやってきます。

スに頼まれたチェリョン(チン・ギジュ)の文を、ウォンに渡しました。

「わたしを、もらってください」と頼んだチェリョンの姿を思い出すウォン。

その文には、”私はお慕いする人を裏切れなかった愚か者です。後悔はしていませんし、恨んでもいません。”と書いてありました。

ウォンを慕い、その命に従って、殺されたチェリョンなのに、その気持ちがせつなすぎますね。

画像引用:麗公式サイト

それを読んで「馬鹿め、なぜ、わたしを恨まない」と涙するウォンでした。

ウクを訪ねるペガ

ペガが、ワン・ウク(カン・ハヌル)の屋敷に着くと、小さな女の子が庭にいました。

少女は、指を顔の前に立てて「父上に見つかるから、シッ」と言います。

ペガは少女に近づくと「ウク兄上の娘だな」と言います。

画像引用:麗公式サイト

私はそなたの叔父だ、と膝を折って少女の顔を見つめます。

娘は「嘘つき、お前はただの楽師だ」と答えます。

ペガが楽器を持っていたので、そう思ったのです。

「本当なのに。お前の名前は?」とペガが聞くと彼女は「ポクスン」と答えました。

その名を聞いてペガはウヒ(ソヒョン)が出会いの時、ポクスンと名乗っていたことを思い出すのでした。

そして、腰に付けた鎮墓獣の飾りを見つけます。

それは、ウヒがつけていたものでした。

「なぜ、持っているかわからない」という少女の言葉に、ウヒと抱き合った最後の日を思い出すペガでした。

そこに幽閉されている、ウクが現れます。

画像引用:麗公式サイト

咳をして痩せてしまい力がなさそうに見えます。

肺病にかかっているのです。

「まだ身を固めず、花を見て回っているのか」とウクが問えば「胸踊らない人生は退屈ですから」と答えるペガです。

ウクはため息をついて「陛下が貞観政要(じょうがんせいよう)を閉じ動き始めた。奴婢の身分回復、科挙の実施は豪族を抑えるためだ」と語ります。

相変わらず皇宮にお詳しい、というペガに、ただ見ているのだけだ、と力なく返すウクなのでした。

ソがどんな皇帝になっていくのか、高麗は史上最も強い皇帝に出会ったようだ、と話すウク。

ウクは、近頃あらゆる人を思い出すと言います。

「相変わらずスが恋しいのですか?」と聞くペガ。

小さく笑い、どうかなと答えるウクは、ゆっくりと歩き出しました。

(私は誰かを想うことに、しくじってばかりだった。やっとわかった。)ウクは咳をしながら歩きそして急に歩みを止めます。

すると、ウクがスを愛おしく見つめていた時に妻のヘ氏(パク・シウン)が、自分を見つめていた事を知るシーンが流れました。

ウク 死

画像引用:麗公式サイト

ウクは、彼を愛して亡くなった妻の愛が、どれだけ深かったのか知った、というようなシーンでした。

ヨナの孤独

ヨナ(カン・ハンナ)は「息子のジュに、なぜ会わないのか」と玉座に座るソに詰問しています。

「皇后がいれば、十分だろう」と答えるソ。

「陛下を恐れています。あの子を敵視しているからです。甥だけでは足らず、息子まで敵視するのですか!」と問うヨナ。

「ヨナよ、人は見えない仮面をかぶる者。皇后もあの子も、いつ余を裏切るかわからぬ」とソは答えます。

「いつまで、あの娘のことを」とヨナが、スのことを口に出すと、スの顔が固くなります。

「民は皆平等だと言ったヘ・スを想い、奴婢たちの身分を回復したのですよね」と言うヨナ。

「仮にそうだとして、それをお前が知ってどうだというのだ」とかえすソ。

「スが離れていった気持ちがわかります」とヨナは、ソの心に刺さる言葉を言い残して去りました。

あれだけ、父の愛を求めたソなのに、自分の息子も愛せないとは、なんて虚しいことでしょう。

スの娘

川のほとりに、一人立つソ。

そこに女の子が歩いてきて、ぶつかってしまいます。

画像引用:麗公式サイト

「あ、あややや」といたがる素振りを見せる女の子。

その様子は、かつてのスにそっくりです。

「お前が勝手にぶつかった。どこの娘だ?」と聞くソ。

そこにジョンがやって来ました。

お父さん、と駆け寄る女の子。

「娘か?」とジョンに聞くソ。

ジョンは、「そうです」と答えます。

ソは、「再婚は許可したが、娘が大きくないか?何歳だ?」と尋ねます。

「私の娘などお構いなく」と返すジョン。

抱きかかえ行こうとすると、その女の子の髪に挿していたかんざしに、ソの目が止まります。

それは、スのものでした。

「娘を置いてゆけ」というソ。

「それは、決して出来ません。皇宮に入れるな、恐ろしいところだから、とスは最後までその心配をしていました」と告げます。

すべてを悟ったソ。

ソは「帰郷刑を解く。いつでも、皇宮に来ても良い」とジョンに言うと、その場をあとにするのでした。

宮廷を去るジモン

画像引用:麗公式サイト

ジモンは宮廷を出ていきます。

「約束が違う、皇帝に仕えると言っていたのに。」とソは慰留しますが、ジモンは「わたしにとっての皇帝はム様だけだ」と告げます。

そして「スお嬢様は、この世界の人ではないかも。忘れてください」と言うのでした。

出て行くジモンと残されるソ。

画像引用:麗公式サイト

ジモンやほかの兄弟と過ごした日々が、ソの頭の中で、走馬灯のように流れます。

スはどこに?

そして現代のスであるコ・ハジンが描かれます。

「私の皇后はお前だけだ」という仮面の男。

夕日のなか馬に乗って駆け抜ける姿。

そのような夢を見て、涙を流して、起きるコハジン。

画像引用:麗公式サイト

職場で、同僚に夢の話をしています。

ハジンは、今もデパートの美容部員です。

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「一年も同じ夢を見ているの、顔に傷のある男性の夢を」と話すハジンに、「一年前に死にかけたからよ」と答える同僚です。

今日はデパートで、「高麗時代」の展示をやっています。

そこの化粧文化のブースで説明紹介をしている一人の男性を見ると、そう、その姿は、現代版のジモンでした。

ジモンは、ハジンの元にやってきました。

ジモンは、スのことを覚えているようです。

「コハジンさん・・。コ氏は、高麗時代は、へ氏でした」と語りかけます。

画像引用:麗公式サイト

ハジンは「そうですか?ちょうど『高麗時代の化粧文化』の展示の支援をしています。偶然ですね」と答えます。

すると「偶然などではなく、全ては定めなのです。」という答えが返ってきました。

ジモンに、化粧品のセールストークを始めると、頭のなかに、ソの声が響きます。

ソの「覚悟しておけ。おまえを絶対に手放さない」という声に、ふらついて具合の悪くなるス。

早退することにして、店内を歩いていると、展示場の高麗の風俗画に、ふと目が止まります。

そこで、ハジンは高麗で出会った皇子たちと、ヘスだった頃の自分自身が描かれた絵を見るのでした。

そして絵を見て、突然思い出します。

画像引用:麗公式サイト

あれは、夢ではない!

そしてソの肖像画を見て、思い出します。

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ソを「血の君主にはさせない」と誓ったことも。

スの想いが溢れます。

「ごめんなさい、一人にして、ごめんなさい。」

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泣き崩れるス。

その絵の姿のソが、動き出します。

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ウクの死を知らせる、ペガが来ました。

そしてペガは「会いたい人もいないので、私も去ります」と、ソに告げました。

この広い宮廷に、結局残った兄弟は、誰もいませんでした。

ソは、浮生、とつぶやきます。

ソとスのエンディングシーン

画像引用:麗公式サイト

父上が最後に残した言葉は、「浮生だ」とスに語るソ。

「はかなくて、むなしい。それが人生だ、と。だが、間違っている。こうして一緒にいるのだから」とスに語りかけます。

それを聞いているスの表情は、晴れません。

その表情、不安になる。何を隠している?、と聞くソ。

「ただ、ここでの毎日は息が詰まります。私達が別の世界で出会っていたら、何も恐れることなく思い切り愛し合えたでしょう」と言うス。

画像引用:麗公式サイト

その言葉を思い出すソ。

「私達の世が違うなら、私がそちらに行く。私のスよ!」

画像引用:麗公式サイト

最後のシーンは、歩いていて膝が痛いというスを、ソがおんぶします。

画像引用:麗公式サイト

そしてスをおんぶしたまま、走り出すソ。

弾ける笑顔のスとソが向かってくる姿で終わりました。

これが、本当のラストだったら良かったのに、と思わずにはいられません。

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以上で『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち』の30話・最終回ネタバレを紹介しましたが、やっぱり動画で見た方が楽しさは全然違います。

カッコいい皇子たちや可愛いヘ・ス、美しい景色や衣装を見て、素晴らしいOSTを聞くと、もっともっと『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち』にハマりますよ。

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感想とまとめ

画像引用:麗公式サイト

「私達の世が違うなら、私がそちらに行く。私のスよ!」というソの言葉を聞いて、早く来て!っと思いました。

見終わったあとに、これだけズシンと余韻がくるドラマもそう多くはありませんよね。

このドラマが多くの視聴者に愛されているのは、悲しい終わり方なのに、とても惹きつけるものを持っているからだと思います。

愛と権力の間で、自らが負う責任から逃れられない者たちの時代。

そう思うと、現代は愛において、とても自由な世界なのでしょう。

その恩恵を忘れている現代人ですね。

https://twitter.com/Kdorama_02/status/1255355889609048067?s=20

同感です!こんな最終回、すごすぎます!

見てない方は、必見のドラマです。

キャストもストーリーも素晴らしいので、何回も見たいですね!

https://twitter.com/rin_pIeasance/status/920311064411103232?s=20

最後は視聴者にゆだねるラストなので、こんな再会してほしい、と期待が膨らみますよね。

こんな素敵なドラマを作ってくれた制作サイドとイジュンギ、IUはじめ俳優さんたちに感謝です!

続編について知りたい方は、こちらをどうぞお読みくださいね。

麗 続編 現代版 イ・ジュンギ