『王になった男』最終回結末ネタバレと感想!民にもどるハソン

王になった男 結末 最終回 ネタバレ 感想

前回の話で、反正勢力であるシンチス、大妃、チンピョン君がハソンを袋のねずみにしました。

しかし最後は、イギュがハソンのために命を投げ出したところで幕を閉じました。

今回ご紹介する16話では、王権を正した後に宮廷を去るハソンの姿が、描かれています。

それでは早速、韓国ドラマ『王になった男』16話・最終回のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介しますね!

前話がまだの方はこちらからどうぞ。

あらすじネタバレ

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16話は、都承旨イギュが王ハソンの前で、死ぬところから始まります。

イギュは自分に駆けつけて来たハソンに「所信を守ることができず、申し訳ありません」と言い、’ハソンのそばで守る’という約束を守れなかったことを謝罪しました。

続いて「私の遺体を城門の外に出してください。王が正しい判断で罪人を断罪したことを知らせ、怒った民の心を慰めてください」と伝えるのでした。

これに対し、ハソンは「罪人ではなく忠臣だ」と答えます。

そしてイギュは最後に、ハソンの手をしっかりと握った後、彼の懐で目を閉じました。

ハソンは、自分を王座に就かせたイギュの死に嗚咽しました。

シンチスと大妃を断罪するハソン

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兵を率いて宮入りしたシンチス。

ハソンはシンチスが宮廷の中に入ると、門を閉めて兵と分離させました。

その間、チャンムヨンは兵士たちを制圧し、城門を開けました。

戦勢が逆転したシンチスは刀を捨てて、ハソンに「私を助けてくれれば大妃の首を持ってくる」と取り入ろうとします。

しかしハソンは、容赦なく刀を抜きました。

さらに、「容赦はしない。イギュを殺した罪はただ死だ」と言って、彼を殺しました。

ハソンはシンチスに続き、大妃まで断罪します。

反乱軍を鎮圧したハソンは、大妃に反乱が成功したと偽りを知らせ、宮廷に呼び止めたのでした。

ハソンは大臣たちを呼び「反乱の首謀者となった大妃を廃妃させ、毒薬を飲ませろ」と命じました。

その言葉を聞いて大妃は、大声を張り上げました。

そんな大妃にハソンは「余の罪は余が負うので、大妃の罪は大妃が負ってください」と伝えるのでした。

ついに、大妃は毒薬を飲んで、血を吐いて死を迎えました。

王としての仕事を終えるハソン

すべての仕事を終えたハソン。

彼は「初めて手を血で濡らしたが、後悔はしない。この国と民を守るためならこれ以上のこともする」と誓いました。

それを聞いたソウンはハソンの手を握り「王座の残酷さを知ったのでもう一歩進むだろう。一人で進んで、少し休みたい時に私のところに来てください。殿下のためにいつもこの場にいる」と慰めるのでした。

その後、ハソンはチュホゴルとともに、大同法を広く知らせるなど民のために総力を挙げました。

朝廷の大臣は「国が太平なのに、まだ跡継ぎがいないのが心配です」と進言します。

跡継ぎができないソウンは、ハソンに「側室を入れてください」と言うのでした。

それを聞いたハソンは「余はすでに継承者を決めておいた。キソン君に譲位する」という意を明らかにしました。

続いて「この席は私の席ではなくしばらく借りただけだ。一番重い時に、一番軽く振るって立ち上がろうとする。私は王であり民でもある。再び民に戻りたい」と話しました。

しかしソウンは「大妃のままでは、宮廷を離れることはできない。廃妃にしてください」と述べ、ハソンとともにすることを明らかにしたのです。

そうやって、ソウンが先に宮廷を去った後、ハソンも宮廷を去る準備をし始めました。

ハソンはキソン君に譲位する教旨に、最後に王のハンコをし、王としての仕事を終えました。

宮廷を出るハソン

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ソウンに会うことを考え、幸せそうな顔で宮廷を出るハソン。

チャンムヨンが彼の後を追いました。

その瞬間、二人は「大妃のかたきを討つために来た」と、襲ってくる連中に攻撃されます。

チャンムヨンは刀を抜いて、彼らと立ち向かいました。

しかし、ハソンは刺客が放った矢に当たり、チャンムヨンはハソンに向けた最後の剣まで防ぎ、結局、命を失いました。

これと共に「いつか殿下のために命を捧げ忠誠を尽くし、壮烈に死ぬこと」というチャンムヨンの願いが公開されて、もどかしさを増すのでした。

その頃、ケヤキの下でハソンを待っていたソウン。

しかし、ハソンは最後まで現れませんでした。

残念ながら、ハソンは’いつもあなたと一緒にする’という約束を果たすことが出来なかったのです。

その後、武官たちはソウンを訪ね「どうやら殿下がこの世を去ったようです」と知らせました。

チャンムヨンの遺体は発見されましたが、ハソンの遺体は発見されなかったということでした。

これに対し、ソウンは「殿下を見つけることができないのだから、生きているだろう。きっと戻ってくるはず」と号泣しました。

ハッピーエンド❣

それから2年後。

カプスとダルレは聖君ハソンの業績を、道化師の芝居にして村で公演していました。

ハソンの業績をテーマにした道化師の芝居を見たソウンは、ハソンをさらに懐かしみました。

涙を流しながら、村の周辺を歩いたソウン。

彼女は、ハシバミの実を割って願い事をしている子供を見て、ハソンが生きていることを直感します。

ソウンは子供に「その願いをかける方法を誰が教えてくれたの?」と尋ねます。

すると、子供は「今ある人が教えてくれた。あちらに行った」と答えるのでした。

それを聞いたソウウンは、子供の言う男に向かって走り出しました。

しかし、ソウンが付いて行った人は、ハソンではありませんでした。

王になった男 16話 あらすじ ネタバレ 感想

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以後、ソウンはハシバミの実を噛んだ後、祈りました。

その時、嘘のようにソウンの前に、ハソンが現れました。

ハソンを一目で見抜いたソウンは彼に近づき「こんな夢を何度も見た。捕まえようと近づくと、いつの間にか消える。残酷で悲痛な夢を。今も夢ならもう近付かないから、ただそこにおいで。 見てるだけだから」と言うのでした。

これに対し、ハソンは「夢ではない。私もあなたに来るために夢の中を歩いた。あなたに来るために、いっそのこと目が覚めないようにという、そんな夢を見た。ごめんね。私が目を覚ましてみたら時間がこんなに過ぎていた 」という言葉とともに、涙を流しました。

ハソンの言葉が終わるやいなや、ソウンは彼を抱きしめます。

そうして、二人は切ない再会を果たし、ハッピーエンドを迎えました。

感想とみんなの口コミ

ハッピーエンドで終わった部分も良かったのですが、一番気に入ったのは、シンチスと大妃が死を迎える過程でした。

二人ともハソンの作戦に引っかかり、死を迎えたからです。

これらの場面から、ハソンの成長した姿を見ることができ、やりがいと痛快さが同時に感じました。

こちらには、他の方の口コミをまとめてみました。

一緒に見てみましょう!

和訳

王になった男16話、なくそう

いや、ハソンが宮廷から出て、ソウンはときめく気持ちで彼を待って、 そうやって終わりにしよう

個人的にハッピーエンドで終わって良かったのですが、死んだとばかり思っていたハソンがソウンと再会して終わるエンディングには少し無理があったのでしょうか?

https://twitter.com/gingham218/status/1105381080687828994?s=20

やっぱり、このようにハッピーエンドで終わって、よかったと思っている方もいますね!

https://twitter.com/sakurasuzu0725/status/1180769862634721280?s=20

彼らの死はとても悲しかったのですが、そのくらい価値があるように見えました。

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また、ヨジングの他の作品も見れて、『王になった男』の映画版も見ることができます。

イ・ビョンホン主演の映画『王になった男』は、韓国のアカデミー賞と呼ばれる大鐘賞で、史上最多の15部門を受賞した作品です。観客動員1230万人を越える大ヒットを記録し、2012年の韓国映画界を代表する1本となっています。

ドラマを見る前に映画を見ていると再現シーンにニンマリでき、またイ・ビョンホン、ヨ・ジングそれぞれの演技に感嘆すると思いますよ

詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

王になった男 結末 最終回 ネタバレ 感想

まとめ

国と愛をすべて守り、ハッピーエンドを迎えたハソン。

最終回では、ハソンを支えたイギュとチャンムヨンが命を落とす展開となりました。

そして、ハソンは自分の仕事を終えたあと、潔く宮廷を出る決断をしたのです。

民を思う理想の王の姿を見せてくれたハソン。

結末まで一時も緊張感を緩めることができなかった、魅力のあるドラマでした!