前回の話で、ソウンは自分の名前を知らないハソンを見て、彼が偽の王であることに気づきました。
ソウンはすべての事実を知り、大きなショックを受けます。
11話では、ハソンとイギュが死の危機に瀕する状況になります。
では早速、韓国ドラマ『王になった男』11話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介していきます。
前話がまだの方はこちらからどうぞ。
目次
あらすじネタバレ
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ソウンはハソンの手を振り切って、その場を離れました。
一人残されたハソンは「そんな目つきは初めてだった。僕はただその方を笑わせてあげたかっただけなのに。かえって傷を与えた。敢えて心に抱かなければよかったのに」と声を張り上げて泣きました。
衝撃に包まれた、ソウンもまた涙を流していました。
すべてを知ったソウン
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ソウンがすべての事実を知った、という知らせを聞いたイギュ。
彼はソウンを訪ね、道化師ハソンが王に代わって宮廷に入ることになった事情を説明します。
その話を聞いたソウンは、本当の王の行方を尋ねたのです。
イギュは「殿下は薬なしでは持ちこたえられない状況になり、宮廷の外で亡くなりました」と、王の死を告げました。
王がこの世を去ったことを知ったソウンの心境は、さらに惨めなものになりました。
ソウンは長い悩みの末、決断を下します。
ハソンとイギュを処罰するのではなく、自ら宮廷を離れることを決心したのです。
ソウンは「今、宮廷を出ると命が危ない」とハソンとイギュが止められたにもかかわらず、断固として宮廷を去りました。
王の行動を問題視する大妃
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ソウンの突然の出宮の知らせは、大妃の耳にも入りました。
大妃はハソンを呼んで「ソウンに毒薬を飲ませるべきだ」と伝えます。
しかしハソンは「王妃は内命婦の首長である前に余の人だ。自分のことは自分で決めるのだから、そんなことを言うな」と反論したのです。
事が大きくなると、イギュは「ソウンの命だけでも救わなければならない」と言いました。
またそのために「ソウンを廃妃にしなければならない」と主張します。
廃妃にしたら、毒薬から逃れられるということです。
しかし、ハソンはイギュの提案を断りました。
自分が、なんとしてもソウンを連れて帰る、とハウンは言います。
これに対し、イギュはハソンにソウンを連れてくる三日の時間を与えました。
これは四日後、明の使臣の訪問を念頭に置いた、イギュの最後の配慮でした。
イギュと三日以内にソウンを連れてくると約束したハソンは、密かに宮廷を抜け出します。
王の不在
ハソンが宮廷を離れると、チンピョン君とシンチスは、この機会を狙いました。
突然、大妃がイギュを訪れて「王妃の廃位の書に玉璽(王の印鑑)を押せ」と言ったのです。
イギュは「そんなことはできない。殿下の留守をねらって、玉璽を持って来いという過ちは二度と犯すな。こんな無礼な行動は逃せない」と警告しました。
その後大妃は、シンチスに王は宮廷にいないことを伝えます。
王が宮廷にいないことを確認したシンチスは、四日後、明の使臣団が来ることを利用して、計略を巡らせました。
彼は使臣と事前に接触し、到着日を繰り上げて、王が使臣団を迎えられない状況を作ったのです。
これは間違いなく、外交上の大きな欠礼でした。
そしてその日、大臣らは「今すぐ明の使臣に会いに行かなければならない」と言って、イギュに圧力をかけるのでした。
結局、イギュはハソンの代わりに、明の使臣に会いに行きました。
しかし、明の使臣は「朝鮮の王に来いと言ったのに、お前のような者が来るとは。私はお前を殺し、明の皇帝陛下の重さを知らしめる」と言い、刀を取り出したのでした。
事態を収拾するために使臣に会いに行ったイギュは、命を落とす危機に瀕してしまったのです。
死を決意したソウン
宮廷を離れたソウンは、流刑先の父親の家に向かいました。
ソウンを追って、宮廷を出たハソンは、そんな彼女を遠くから眺めなければなりませんでした。
しかし、ソウンは父親に起こった出来事を話す事もできず、夜にはこれまでのハソンと過ごした日々を思い涙を流します。
翌日の明け方、ソウンの実家では、女官や父がソウンを懸命に探していました。
そのことを知って、びっくりしたハソンは山の中を駆け抜けました。
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ソウンを探しに出たハソンは、高くて急な絶壁の上に彼女を見つけました。
ソウンは、絶壁で自ら命を絶とうとしています。
その瞬間、ハウンがソウンの身体を抱いて引き止めました。
ソウンは「どうしてここまで追いかけてきて、私を辱めるのか。どうして私にかかわるんだ」と怒りました。
するとハソンは「むしろ僕に罰をください」とお願いしました。
その時ようやくソウンは、ハソンに自分の心を伝えるのでした。
「自分が愛した人はイホンではなく、ハソンだった」と。
ソウンは「世の中を欺くことはできても、自分自身を欺くことはできないからこうするしかない」と言い、再び絶壁の端へ歩いて行きました。
ハソンは「僕のために生きていただければと思います。宮廷に入って何度も死の危機がありました。もう本当に死ぬんだなという瞬間にも切実に生きたかったです。なぜなら、一日でも長くあなたと一緒に暮らしたかったからです」と涙で哀願したのです。
しかし、その時!
遠くから誰かが放った弓が、ソウンに向かって飛んでくるのでした。
飛んでくる矢を発見したハソンは、ソウンの代わりに弓に当たって、倒れてしまいました。
気を失ったハソンを胸に抱いたソウンは 「殿下!」と泣き叫びました。
感想とみんなの口コミ
11話を見て、ハソンの正体を知ったソウンが、ハソンに向かう自分の気持ちをどのように認めて、彼を受け入れるのか、一番気になっていました。
朝鮮時代の女、それも王妃であるソウンが、他の男に向けた自分の心を認めること自体、非常に恥ずかしいことと思われるからです。
結局、ソウンが選んだ方法は自殺でした。
もちろん、その時ハソンが現れ、ソウンの自殺を防ぐことができました。
そういう選択をするしかなかったソウンを、とても気の毒に思いました。
こちらには、11話を視聴した他の方の口コミをまとめてみました。
一緒に見てみましょう!
광대가 중전에게 말할때도,
나를 봐서 살아 달라고만 하지말고,
고통받는 백성들을 위해서도, 그들의 행복을 위해서도 중전자리 굳건히 지키고,
살아주시면 안되겠냐고!ㅠㅠ, 그런말을 해줬으면 하는 아쉬움!ㅠㅠ,왕이 된 남자11회에서,tvn 월화 드라마, 2130~~2300
— 그날이 빨리 오길!~~ (@vudghk34) February 12, 2019
ソウンを生かすために、そして彼女が無事に宮廷に戻れるように、もう少し切実に哀願するハソンの姿を見せてほしいと思いました。
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イ・ビョンホン主演の映画『王になった男』は、韓国のアカデミー賞と呼ばれる大鐘賞で、史上最多の15部門を受賞した作品です。観客動員1230万人を越える大ヒットを記録し、2012年の韓国映画界を代表する1本となっています。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
道化師ハソンの正体に気付いたソウン。
それでも彼女は、ハソンに自分の心を伝えました。
そして、最後の場面ではソウンが、弓に当たって倒れたハソンに向かって「殿下!」と呼んで終わりました。
果たして、ソウンはハソンを王として認めたのでしょうか?
苦しむ国民のためにも、彼らの幸せのためにも王妃の地位を守り、
生きてくれないかと!ㅠㅠ、そんなこと言って欲しい心残りがある!(´;ω;`)