前回の話で、チャンソンは帰ってこないマンウォルを待ち、悲しみにくれて涙を流しました。
そんな中、今回ご紹介する15話では、新たな月の宿の主人のために薬を作るマゴ神の姿が描かれました。
このままマンウォルは、デルーナを去ることになるのでしょうか?
では早速、韓国ドラマ『ホテルデルーナ』15話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介しますね!
14話のあらすじと感想がまだの方は、こちらをお読みください。
目次
あらすじネタバレ
画像引用元:ホテルデルーナ公式サイトより作成
マンウォルをしのぶチャンソンの前に、マゴ神が現れました。
マゴ神はマンウォルが去ると、新しい月の宿の主人を捜すために薬を作っていました。
マゴ神はチャンソンに「この薬を作るためには、200年前の月の宿にある月齢草(월령초)が必要となるので、持ってきてほしい」と、お願いします。
また「そこで何か食べたり飲んだりすると、今の世界に帰れない」と警告するのでした。
その言葉を聞いたチャンソンは、永遠に現実世界に戻れないのではないか、と案じます。
しかし、チャンソンは200年前のマンウォルの姿が見られるという思いから、マゴ神の提案を受け入れました。
月齢草を探しに行くチャンソン
そして200年前の朝鮮時代に移動したチャンソンは、薬草を探すために満月堂を訪ねました。
その時、チャンソンの背後から「なんというやつだ!」という声が聞こえます。
チャンソンの存在を知らない朝鮮時代のマンウォルは「生きているやつが、ここにどうやって入ってきたのか!盗みに来たのか!」と彼を不審な目で見つめるのです。
これに対しチャンソンは「とても遠い場所から来た。あなたは僕に気づかないと思う」と、答えました。
朝鮮時代のマンウォルは、ギャンブルに溺れ、借金に苦しんでいました。
マンウォルは幽霊と賭け事をして金を稼いでいましたが、それがばれて貧困を呼ぶマゴ神が毎日彼女の所へ訪れている状況でした。
この事実を知ったチャンソンは、貧困を呼ぶマゴ神と囲碁対決をすることで、マンウォルを助けようとしました。
チャンソンはマンウォルに、マゴ神を追い出す代わりにギャンブルをやめる、という約束をとりつけたのです。
その後、チャンソンはマゴ神に囲碁を提案しました。
チャンソンがマゴ神との囲碁で勝利すると、マゴ神はその場から消えてしまいました。
その日の夜、喜んだマンウォルはチャンソンに杯を渡しながら「ここで働く気はないの?私と一緒にいよう」と言います。
チャンソンはマンウォルが渡した杯を眺めて、しばらく悩みました。
彼がここに残ったら、マンウォルのそばに一生居られるのです。
しかしチャンソンは「僕は帰らなければならない。待っている女がいる。とても愛している人だ」と言い、その提案を断りました。
結局、チャンソンは月齢草を持って現実の世界に戻りました。
帰ってきたマンウォル
現実に帰ってきたチャンソンに、マゴ神は感謝の言葉を伝え「良い知らせがあります」と、付け加えます。
続いてマゴ神は、チャンソンに”マンウォルが帰って来た”と伝えました。
その言葉を聞いたチャンソンは、マンウォルに会うため、彼女のところへ駆けつけました。
長い間待った末、マンウォルと再会したチャンソンは彼女を抱きしめました。
マンウォルは、自分のことを心配するチャンソンに「とても遅れて申し訳ない」と、気持ちを伝えます。
帰ってきたマンウォルはもう月齢樹に縛られず、いつでもあの世に行くことができるのでした。
お別れの準備
マンウォルとチャンソンは、別れの時間が近づいたことを直感しました。
マンウォルはチャンソンが手に入れてきた薬草を見ながら「マゴ神が、新しい主人を探している。私が行く前にチヒョンジュンも、キムソンビも、客室長も送ってくれなければならないのだが、時間があるかどうか分からない」と、苦々しく話します。
そしてマンウォルは、人々との思い出を残すために古いカメラを出しました。
彼女は「ずいぶん前からこのカメラで写真を撮って来た」と、打ち明けました。
その言葉を聞いたチャンソンは、デルーナの職員たちと一緒に、そしてマンウォルと2人きりで写真を撮りながら、思い出を残していくのでした。
チヒョンジュンの過去
そんな中、チヒョンジュンの生前の過去が明らかになります。
キムユナは、チヒョンジュンを殺し彼のふりをして生きている友人のオテソクを、デルーナに連れてきました。
かつてチヒョンジュンは、目にけがをした妹チヒョンミを連れて釜山に避難していました。
山中にいたその時、チヒョンジュンは友人であった脱走兵のオテソクと会います。
チヒョンジュンは、オテソクに「一緒に釜山に行こう」と、言いました。
しかし、オテソクはチヒョンジュンに銃を向け、彼の制服とカバンを盗んで逃げようとしました。
脱走兵のオテソクは軍服を着ていて、軍人にばれて殺されることを恐れて、チヒョンジュンの制服と交換して着ようとしたのです。
チヒョンジュンは仕方なく、彼と服を取り替えました。
しかし、チヒョンジュンは病気の妹の薬の入ったカバンだけは奪われるまいと、オテソクともみ合いました。
そのもみ合いの末、チヒョンジュンはオテソクのミスで撃った銃に当たりました。
チヒョンジュンは、息絶える瞬間まで「どうかヒョンミは連れて行ってほしい」と、哀願します。
過去70年間、チヒョンジュンの遺言のため、ヒョンミの面倒を見ながらチヒョンジュンの人生を代わりに生きてきたオテソクだったのです。
彼は、心から謝罪するためチヒョンジュンを訪れました。
しかし、チヒョンジュンはオテソクに会うやいなや苦しみながら逃げました。
その姿を見たマンウォルは、チヒョンジュンに「その友達の話を聞いてみては。それはそれほど悪くない」と、述べます。
マンウォルの説得でチヒョンジュンは、オテソクに会って話をしました。
オテソクはチヒョンジュンに自分の制服を渡し、一生懺悔しながら生きていかなければならなかったことを示しました。
新しい主人を迎える準備をするマゴ神
その頃、マンウォルが去ってデルーナが消えることを恐れたキムユナは、マゴ神が新しく来るデルーナの主人のために準備した酒を盗みました。
そしてキムユナは、そのお酒をマンウォルに渡します。
その月齢酒を飲むと、マンウォルはずっとデルーナの主として滞在することができるのでした。
マンウォルは、またデルーナに縛られるのか、深く悩みました。
それでマンウォルはチャンソンに「私は、このお酒また飲むか?」と尋ねました。
これに対しチャンソンは「僕が亡くなり、再びあなたが一人で100回も意味のない時間を過ごすことを願っていません」と言い、立ち去ることを勧めるのでした。
その言葉を聞いたマンウォルは「あなたはそう言うと思った。ありがとう、クチャンソン。愛してる」と、お酒を全部捨ててしまいました。
チャンソンは、マンウォルの手を握って「愛してます」と、告白しました。
感想とみんなの口コミ
すべての縁は大事ですが、私たちはその縁をただすれ違ったり、全力を尽くして掴まえたりします。
しかし、マンウォルとチャンソンはお互いを切なく愛し合いながらも、つかまず手放すという選択をしました。
これが相手を思いやる本当の愛なのでしょうか?
仮想のドラマですが、見ながらたくさんのことを考えさせてくれる回でした。
こちらには、他の視聴者たちの口コミをまとめてみました。
一緒に見てみましょう!
https://twitter.com/geulsso/status/1167797248870121472?s=20
15話は本当に涙腺をたくさん刺激した回でした。
無事にチャンソンのもとに戻ってきたマンウォルを見て、喜んだのもつかの間、やがて別れることになるチャンソンとマンウォルの姿を見ると、とても悲しいです。
https://twitter.com/ceeeeeccccc/status/1213411706849751040?s=20
만찬 행복하자ㅠㅠㅠㅠ둘이 겨론해ㅠㅠ 이거 웨딩사진이라고 해 ㅠㅠㅠhttps://t.co/0XtYxyccin pic.twitter.com/GzPu7Kqgzt
— ᴘᴜʀᴘʟᴇ (@VioletPurple516) August 31, 2019
この写真が、思い出を残すために撮った二人の最後の写真になるか、それともこれから二人の幸せの始まりになるウェディング写真になるか、結末がとても楽しみですね。
まとめ
月齢酒を飲もうか悩むマンウォルに、チャンソンはデルーナを離れることを勧めました。
それを聞いたマンウォルは、彼の答えを予想していた、とでもいったような反応でした。
このように、お互いに愛し合いながらも別れを準備するマンウォルとチャンソンの姿は、残念なサッドエンディングの憂慮を増した部分でした。
このままマンウォルがあの世に向かい、二人の別れを迎えるのでしょうか?
最終回がとても楽しみですね!
明日の結末が本当に気になりますね。(涙)