2020年8月5日に韓国tvNで放送された、イ・ジュンギ主演の『悪の花』3話あらすじネタバレと感想を書いています。
中華食堂での事件の犯人は、ヒソンなのでしょうか。帰宅したヒソンをジウォンはどのように迎えるのでしょうか。
ヒソンにはどんな秘密があるのか、地下室のムジンはどうなるのか。気になることがたくさんです。
では早速、韓国ドラマ『悪の花』3話のあらすじネタバレいってみましょう!
目次
イジュンギ『悪の花』韓国ドラマ3話ネタバレ!
2007年夏の出来事。
金髪のヒソン(イ・ジュンギ)が工房で指輪作りをしている。そこに、ジウォン(ムン・チェウォン)が「また来ちゃった」と可愛く入って来る。ヒソンの好きな銘柄のビールを自分の店からこっそり持ってきたらしい。
そこからジウォンはヒソンに質問攻めする。
- (金属工芸を)どこで習ったのか
- 大学は出てないのよね
- 塾にでも通ったのか
そんなジウォンの存在を無視するかのように、作業を続けるヒソン。
そんなヒソンを嬉しそうに、写メを撮るジウォン。ジウォンはブログに載せても良いか、と聞く。
当のヒソンは明らかに不機嫌な表情で、ジウォンに詰めよる。「何をしているのか」と。
ジリジリとジウォンを壁際まで追い詰め、携帯を奪う。(当時はガラケー)そして、「すぐに消せ」と突っぱねて携帯をジウォンに突き返す。
さらにヒソンはジウォンを責める。「なんでもないふりをして、僕の何を調べているんだ。」「隣の人に番号まで聞いただろ」「誰に命令されて僕のことを調べている?」と。
たまりかねて、ジウォンは自分が持ってきたビールの缶を開け、大きく一口飲んだ。そして、
「オッパ(お兄さん)が好きです」
と告白した。
まさかの告白に茫然とするヒソン。ヒソンが見つめる先には…。(何もない)
大決心の告白なのに、ヒソンは空を見つめて何も言わない。ジウォンは「何とか言ってください」と口を開く。それを聞いて我に返ったヒソンは、「2度と来るな」と言うのでした。
2話の続き
雷雨の中、真夜中に真っ黒い雨がっぱを着て出かけたヒソンが帰宅した。暗闇で相手が誰か分からず、少し恐怖を感じながら、その男を見つめるジウォン。
次の瞬間、雨がっぱのフードを取ったヒソンを見て、正体が夫だと分かり安心して電気をつけるジウォン。
ヒソンは、眠れなくて作業をしていたらビールがないことに気付いて、買いに出かけていたのだ。
買ってきたビールが、昔ジウォンが告白したときに持ってきたものと同じだった。ジウォンは「私が告白した時、すごく怒ったわよね。どうして?」と話を蒸し返す。
何度か蒸し返されているようで、気まずいヒソン。ヒソン曰く、「怒ったのではなく、初めて告白されて気まずかった」のらしい。
そこから、仲良くトークが始まった。
その頃地下室では
キム・ムジン(ソ・ヒョヌ)は変わらず、口にはガムテープ、両手両足を縛られている。簡易イスに座らされている。床にはビニールシートが敷かれている。
次の瞬間、時が変わり、ムジンはヒソンにのり巻きを食べさせてもらっている。
その海苔巻きは、ムジンの自宅近くにあるお店のものだ。ヒソンは、ムジンの死亡解剖の際の胃のなかに残っている食べ物まで計算している。
そして、ヒソンは、白い錠剤を取り出し、水に溶かし始めた。そして、ムジンに体重を聞く。もちろん焦り、「ヒョンスやめろ」と抵抗するが、ヒソンは水の入ったガラスのコップをムジンの口元へ近付ける。
ムジンは必死で抵抗し、ヒソンはガラスのコップを落とし、割れる。ムジンは大声で「地下に拉致監禁されています。助けて、殺されそう」と叫ぶ。しかし、外には一切音は漏れない。
「ト・ヒョンスがここにいる!チャ刑事助けて。人殺しのト・ヒョンスがここにいます」と叫び続けるムジン。それを、じっと見ているヒソン。
何でもするから助けてくれ、と言うムジンに、「質問に答えろ」と言うヒソン。
ムジンのスマホを取り出した。2011年のインターネットの書き込みの画面を見せて、ムジンに声に出して読むように言うヒソン。少し罰が悪そうに読み始める。
「シナリオ作家になりたい女子高生です。主人公は過去に犯罪となると知らずに、犯罪に手を貸したことがあります。主人公は現在マスコミに入社しようとしていますが、過去が知れたらどのような不利益があるでしょうか。それによって、人が死んだとしたら…」
これはお前か?
違うと否定するムジンは苦しそう。
ヒソンが代わりに投稿を読む。「本当に何も知らずにやったんです」
そして、「本当に知らなかったのか?」とムジンに聞くと、「知らなかったんだ。本当だ」とあっさりと白状した。
当時の動画が残っているのだ。それを知ったヒソン。
ムジンは、「ヒョンスに会ったことは誰にも言わない。誓う」と言ったが、ヒソンは「誓いじゃなく担保が欲しい」と。再び監禁は続く。
中華料理店では
中華料理屋の社長が殺された現場だ。警察の調査が開始され、野次馬が集っていた。
捜査にやってきたチャ・ジウォン。現場検証に入る。
死体は、アキレス腱が切られ、首には犬用のロープが巻かれている。さらに両方の親指の爪がない。過去のとある事件と同じ。
先に来ていたチェ刑事が、監視カメラを指差す。殺害時の様子が映っていた。
警察署に戻り、監視カメラの映像を確認する刑事たち。犯人は、黒い雨がっぱを着ていた。
その姿を見て、ジウォンは先日のヒソンの雨がっぱ姿を思い出していた。
これは、ト・ミンソクの模倣犯か。いや、今回は前回の模倣犯とは違うようだ。なぜなら、首にかけられていたロープが前回の模倣犯のものとは違い、ト・ミンソクと全く同じものだからだ。
前回の模倣犯は偶発的で、今回は計画的だ。さらに前回の模倣犯と違い、ト・ミンソクの事件をより深く知っていることを強調している、とジウォンが指摘した。
ちなみに、ト・ミンソクは7人殺している。と言うことは、今回も連続殺人事件になる可能性が?
しかし、ウチョルチーム長は、あっさりと「逮捕できる」と言った。今回の被害者ナム・スンギルは生活パターンが規則正しい。どこかで墓穴を掘っているはずだ、と。
ジウォンのチームが捜査をすることになった。
ナム・スンギルは、養育院出身なので直系の身内は確認できないが、妻がいる。妻は妊娠6ヶ月だ。
そして、ナムが最後に通話した相手は、キム・ムジン記者だった。現在、キム記者の電源が切れていて連絡が取れない。
チーム長から指示が飛ぶ。ジウォンはホジュンと一緒に、キム記者の居場所を探すことになった。(自宅の地下にいるとも知らず)
ムジンのマンションに侵入
ムジンは、何とか逃げ出そうとあがいていた。
そして、ヒソンは、ムジンのマンションにいた。ムジンから聞き出したパスワードで、パソコンから例の動画を見つけ出した。
ジウォンは、ムジンの職場にいた。2日間出勤しないのは当たり前で、週に1度の会議に出席すればあとは自由のようだ。そして、ムジンなら携帯の電源を切っていてもおかしくない人だ、と。
そこにお茶を運んできてくれた女性が、過去にムジンはトイレに閉じ込められたことがあり、お母さんが運よく見つけてくれなければ死んでいた、という話をした。
ヒソンは動画を見ている。動画には、女子高生が映っていた。
女子高生は、家の中へ入っていくと、父に作ってもらった作業場だと、嬉しそうに披露した。芸術家のようだ。ヒソンはその動画を見て興味を示す。しかし、動画の内容自体に不自然なものはない。
ヒソンは、「騙したな」と怒りを滲ませる。
と、その瞬間、ムジンのマンションの扉を叩く音が。
ムジンは地下室で、ガラスのカケラを手に取った。そして、縛られていたナイロンテープを切り取った。
ヒソンはマンションの扉の小窓から外を覗いた。そこにはジウォンが立っていた。
ジウォン vs ヒソン
マンションの扉の外には、ジウォンとホジュンがいた。扉には宅配弁当がかかっていて、2つ入っている。要するに月曜日の夜から帰宅していないのか、閉じ込められていることになる。
中に入るために、消防隊に鍵を壊してもい中に入る。
一斉に部屋の中を探し始める。
しかし、誰もいなかった。撤収しようとした時、ジウォンはイスの下敷きになっている新品の服を見つけた。それは、ヒソンがパソコンを開くときに落としたものだった。
ジウォンは机の上にあるパソコンに気付いた。触っていると、まだ温かかった。
今も誰かがいるかもしれない、と再度部屋の中を探すことになった。
ジウォンは窓際に置かれた植木鉢が倒れていることに気付く。その窓の影にヒソンが潜んでいた(ダジャレではなく)
マンションの高層階の、ベランダの外。壁伝いにつかまって立っているヒソンがいた。
ベランダから外を覗くジウォン。ギリギリ見えない。その瞬間、ヒソンが足を滑らし、音を立てる。音に気付くジウォン。
音のした方へ歩いてくるジウォン。ブラインドカーテンを開けたその時。
ジウォンの電話が鳴った。ホジュンに「先輩電話です」と呼ばれて、元の部屋に戻るジウォン。
電話の相手は、ヒソンだった。手すりに捕まりながら電話をしている。
ヒソンは、ジウォンに「キム・ムジン記者を知っているか」尋ねた。工房にペンを作りにやってきたのだが、ジウォンが紹介したのか?と。
「今、キム・ムジン記者は工房にいるの?」と驚くジウォン。そしてキム・ムジン記者と連絡を取りたいから警察署で会いましょう、と伝えて欲しいと言った。
その時、マンションの下では子供がヒソンを見つけ、「泥棒だ!」と叫ぶ。その声が、ヒソンの携帯からもジウォンがいる外からも聞こえる。
しかし、ヒソンは話をはぐらかし、「僕は熱があるみたいだから電話に出れなくても心配しないで」、と伝えた。
何とかジウォンを巻いたヒソンは、ムジンの部屋に戻り、ソファに座り込んだ。
ムジンの逆襲
その頃、警察署ではチャ刑事が監視カメラの映像を見ていた。中華食堂事件の犯人がタクシーに乗るところだった。
そして、ヒソンは大急ぎでタクシーで帰宅した。地下室へ直行する。騙されて怒り心頭という顔つきだ。
地下室へ入ると、「うわぁー!」と言う声と共にムジンが襲ってきた。
そこから闘いが始まった。が、ヒソンの方が強かった。
ジウォンは、ホジュンに、警察署へ帰る前に少し自宅に寄ると言った。ヒソンが熱があるので心配なのだ。
チェ刑事は、犯人を乗せたタクシー運転手に早速連絡を取っていた。運転手が警察に来てくれることになった。
ジウォンが自宅に着くと、お客さんが外にいた。最近工房がよく閉まっていて、今日も閉まっている、と。ジウォンは知らなかったようだ。
ジウォンが工房の鍵を開けると同時に、ヒソンが扉を開けた。お互いにとても驚いている。
そして、顔に傷があるヒソンを見て心配するジウォンだった。と、奥からひょっこりムジンも現れた。ムジンの顔にも傷があった。
ヒソンとムジンの駆け引き
闘いの後、二人の間で駆け引きがあった。
ムジンのことを警察が探している → ヒソンにはムジンを殺せない → 立場が逆転(?)→ ムジンはヒソンに心のこもった謝罪を求める。でないと、警察で洗いざらい喋ると言った。
そこでヒソンは、「あのビデオカメラに面白いものが映っているな」と切り出す。
ヒソンは、ムジンの家でソファに座り込んだときに、「パソコンではなく、どこかに動画があるはずだ」と睨んだ。そして、ビデオカメラを見つけた。
そこには、高校生時代のト・ヘス(ヒョンスの姉)とヒョンスが映っていた。
そして、幼なじみだったムジンがその動画を撮影していた。ト姉弟を残して、ムジンは地下へ取材へ行くと言い、一人で撮影しながら薄暗い地下室へ入って行った。
その先に何が映っていたかは分からない。何か重大な秘密が隠されているようだ。
ヒソンは、ムジンに「テープは僕が預かっておく」と言った。
さらに、そのテープが公開されたら、ムジンはこの国では生きていけないだろう。あの時にお前が別の選択をしていたら、連続殺人事件は止まっていただろうに、何人殺したんだ?と。
一気に形勢逆転した。
ムジンに、あの動画をよく見ているみたいだな、興奮するか?と詰め寄るヒソン。
しかしムジンは、俺はお前みたいなサイコパスとは違う、と胸ぐらを掴む。
そこでヒソンが選択を持ちかける。
「俺の言う通りにするか、ここでお互いの人生を終わらせるか」顔はサイコパスそのものだ。
苦虫を潰したような顔をしているムジン。掴んでいた胸ぐらを離し、「俺は何をしたらいいんだ」と折れた。
可哀想なムジン
ヒソンは、工房でジウォンに顔の傷の手当てをしてもらっている。先ほどのサイコパスの顔はどこにもなく、いつもの優しいヒソンに戻っている。
そして、ジウォンはムジンを睨み付けると「暴行犯の現行犯で逮捕します」と、手錠を取ってムジンにはめようとした。
ヒソンは、「もう解決したし、僕が発端なんだ」とジウォンをなだめる。僕のせいでキム・ムジン記者が怒ったんだ、もう大丈夫だと説明しても全く理解してもらえない「そんなはずないわ。あなたは人が良すぎるのよ」と。
ヒソンがとっさに嘘の言い訳をでっち上げる。
ムジンは、自分の立場が悪いのに、言い訳もできずに夫婦の顔をキョロキョロ見ている。
ヒソンが、とても紳士的に「申し訳ありませんでした」と謝った時には、「うわー」とため息が出る始末。
しかしジウォンが追い討ちをかける。「殴られた人が先に謝ったのに、殴った人は謝らないのか」と。気の毒でしかないムジン。
ヒソンが目で「謝れ」と指示し、ムジンは渋々謝った。
ムジン警察署での証言
ムジンが、「そういえば、なぜ自分を探していたのか」と、ジウォンに聞いた。
ジウォンの口から「ナム・スンギル」という名前が出てきて、ヒソンが驚いた顔をした。さらに、殺されたと聞いて、ムジンもヒソンも顔を曇らせた。
警察に出向いたムジン記者。
電話の音声記録を刑事と共に聞く。そこに、「ト・ヒョンス」という名前が出てきた。ト・ヒョンスが父親と一緒に連続殺人を犯していた、と。
ト・ヒョンスとは誰だ、と問い詰められるムジン。ムジンは、ヨンジュ市連続殺人事件の犯人、ト・ミンソクの息子だと伝えた。
少し前に、ムジンがこの親子について記事を書いたことで、ナム・スンギルから連絡がきたそうだ。今回殺されたナム・スンギルは、昔、ト・ヒョンスと一緒に中華料理店で働いていたそうだ。
刑事たちは、ト・ヒョンスは父が自殺した3ヶ月後にカギョン里で里長が殺された後逃げている指名手配犯だと思い出した。
刑事たちの質問は続く。
ト・ヒョンスが父親と一緒に殺人をしていたことについて、ムジンは「それは怪談みたいなもので本当じゃない」と言う。
なぜそんな噂が村で流れたのか。
それは、ト・ヒョンスが今でいう反社会的人格障害だからだ。
昔は、彼が気に食わない事があれば、誰彼となく復讐された。それは大きくなっても変わらなかった、と。
ここでジウォンは、「’当時は’って、現在を知っているような言い方ですね」と鋭いところをつく。
ムジンはうっかり、「まさか。今回こんな殺人事件で再会するとは思いもよらなかった…」と口走ったが、「いや耳にした」と言い直し、何とかその場を収めた。
ナム・スンギル妻
タイミング良く、スンギルの妻が病院で目覚めたと連絡が入った。
情報を得るために、ジウォンとホジュンが早速向かう。
妻に、夫を恨む人はいるか、と聞いたところ、出てきた名前は「ト・ヒョンス」だった。
早朝に夫に電話が入っていたそうだ。
その頃警察署では、チェ刑事が、タクシーの運転手から話を聞いていた。タクシーの運転手は、質問に答えながらマイタンブラーに入った飲み物を飲んでいた。
犯人をオソン洞住宅で下ろした、と証言した。ニューサンビルという監視カメラのない場所だ。
チェ刑事は、「パク・スンギョンさんは一人暮らしですよね?」と運転手に話しかけた。持っているタンブラーは、カルビ店で一人前のカルビを注文したらもらえるものだとか。
後、運転手が思い出したのは、犯人は車中の会話で、「父親と同じ職業だ」と言っていた事だった。
帰宅したムジン
ようやく帰宅できたムジン。ソファに寝転ぶと家は最高だと安心する。
が、事件の事が頭を離れない。
中華料理店事件の黒い雨がっぱを着た犯人の映像が、自分が監禁されていた時に見たヒソンの姿にそっくりだった事が気になっている。
でも、まさかヒョンスがスンギルに会いに行くまではしないだろう、と思い直す。
しかし、もしかして、俺が代わりに疑われるのでは??と、もう一度思い直し、ジウォンに電話をかけようとスマホで検索していたら、「カンチーム長」から電話が入る。
驚いてスマホを投げてしまうムジンだった。
久々に職場へ行ったムジンに、編集長は高価なコーヒーを入れてくれた。
ムジンがスクープを持っていると見込んでいるらしい。逆に驚くムジン。
チーム長は、今朝3時に起きた中華料理店事件と、18年前のヨンジュシ連続殺人事件が関連していると睨んでいる。そして、ムジンがその線で取材を進めていると思っている。
と、ムジンは気付く。「朝の3時ですか?」と。
ムジンは思い出していた、監禁中ヒソンと話していた時、時計がボーンボーンボーンと3回鳴ったことを。犯人はヒソンではない。
「チーム長、スクープになりそうです」と言う言うムジンだった。
中華料理店にきたジウォン
ジウォンとホジュンは、中華料理店にいた。ジウォンは、そこに貼ってあるカニのスープを見て、先日ヒソンが朝ごはんに作ってくれた同じスープを思い出す。
店主がやって来た。ここの店主は昔、ト・ヒョンスと今回亡くなったスンギルの二人を3年間雇っていた。
当時給料を振り込んでいた口座を訊ねた。
しかし、ト・ヒョンスは身分証明書がなかったので、手渡ししていた。
スンギルは1千万ウォンを貯めていたらしい。自分の店を持つために、1千万でレシピを買ったらしい。店主もスンギルが出店するのを手伝ったそうだ。
しかし、ト・ヒョンスは、恩知らずで、挨拶もせずに消えたそうだ。やはりヒョンスは変わっていたそうで、店主がキッチンで転んだ時も、「転ぶ時の声が変だった」と笑った、という話題を話した。。狂った奴だった、と店主は続け。
その頃、ヒソンは、自宅で洗面台の鏡の前にいた。首元には大きな傷跡がある。
ヒソンは、回想していた。
雨の降る山中で、ヒソンとスンギルが揉み合っている。スンギルはヒソンに金が必要なんだ、と言って襲いかかっている。
ヒソンは、スンギルの攻撃を交わした。スンギルが持っていたナイフが木に突き刺さる。咄嗟にナイフを手にしたヒソンは、スンギルに馬乗りになりナイフを振りかざす。
次の展開。
「ヒョンスや」と言う声と共にト・ミンソクが現れた。ヒョンスの幻覚だ。ト・ミンソクは無表情で、手にはロープを持っている。
(もう、このト・ミンソクが怖すぎて、身の毛がよだつ、とはこのことだと思った。)
そして、ヒョンスに「殺せ」と言うのだった。
「うわぁー!」という叫び声と共に、ナイフを振り下ろした。しかし、ナイフはスンギルの顔の真横の地面に刺さっていた。
その場から逃げ、道路に出たヒョンス。
そこに一台の車が走って来た。そのまま車にはねられた。
ー「パパ」と言う呼び声で回想から現実に戻ったヒソン。
娘のウナに優しく接する。ウナと二人で笑っていると、ムジンから電話が入った。
(前が全開の状態でシャツを着ているヒソンがカッコ良くて、セクシーで。また、ウナと笑っている笑顔が本当に優しい笑顔で素敵でした)
ムジンからの電話と訪問
ムジンは、「お前のアリバイになる重要な人物だ」と話し出した。スンギルが死んだことについて言っているのだ。
ムジンは、「お前があんな派手に人を殺すはずがない。会って話そう」とやけに納得して声が明るい。
しかし、対照的にヒソンは、「俺に近くなと言ったろ。それ以上言ったら、こちらからお前の元へ行く」と言って一方的に電話を切った。
電話が切れて、少しすると、ヒソンの自宅の扉を派手にノックする音がし始めた。
ヒソンが扉を開けると、ムジンが「殺人事件だ」と入って来た。ヒソンは、ウナに聞かれるのを恐れて「やめろ」と言う。ウナはテレビを見ていた。
ウナは、「おじさん誰?」と話しかける。ムジンは、パパの友達だと答えた。ヒソンも娘の前なので笑顔でいてる。
ムジンはスマホで、事件を報じるニュースの動画を見せた。ニュースでは、容疑者は「ト氏」だと伝えていた。スンギルは、死ぬ瞬間に「ト・ヒョンスが犯人だ」と言った。
「ト・ヒョンスって誰?」と気付けば側にウナが立っていた。
慌ててムジンを外に連れ出すヒソン。
ムジンは、18年前のカギョン里長を殺したのは誰か、と聞いた。「僕だと言っているだろう」
次に、ナム・スンギルは?と聞くと、「僕じゃない」
ムジンは、「お前は人を殺しても嘘は付かないとても悪い人間だ」、と。それを聞いて、ヒソンはムジンの首を締めて壁に押し付けた。「何を考えている?」と。
ムジンから手を離すと、ムジンは咳き込んだ。
ムジンが言うには、ナム・スンギルはト・ヒョンスから脅迫されていたそうだが、お前か。
ヒョンスは、今回の事件まで名前すら思い出さなかった、と。
スンギルを殺した犯人は、スンギルが誤解するほどト・ヒョンスを熟知している。
ムジンは、ヒョンスに、心当たりの人物を思い出せ、と言う。そして、スマホで検索ワードランキングを見せる。
1位 ヨンジュ市連続殺人事件
2位 ト・ミンソク 息子
3位 中華食堂殺人事件
大騒ぎだ、と。
ムジンは、「俺たちは誰よりも先にこの真相を明かせる。最高だろ」と言った。「最高だ」と言う言葉に憤慨するヒソン。誰にとって最高なのか。
お前は汚名を晴らし、俺自身はスクープ。二人にとって最高だから情報共有しよう、と持ちかけた。さらに、警察がその気になれば、ト・ヒョンスはすぐに捕まる、と葉っぱをかけた。
廃屋の屋内プールで
黒い雨がっぱを着た男が立っている。
壁には一人の女性の写真がたくさん貼られている。
その前で、体を屈めて咳き込む男。どこからかの出血で手が血で染まっている。必死で薬を取り出し飲む。
床には、その男の携帯があった。木彫りのキーホルダーには鯉が彫られていた。
ヒソン母の薬局
テレビのニュースが伝えている。
「ト氏は18年前に発生したカギョン里長殺人事件の容疑者として現在も逃走中であることが分かりました」
そのニュースを耳にして顔色が変わる母。
警察署では
ジウォンが事件を整理している。2005年ト・ヒョンスが姿を消し、ナム・スンギルが急に1千万を手にした。スンギルは亡くなる直前までト・ヒョンスを恐れていた。
二人の間には金銭問題があったのだろう。
ト・ヒョンスは2002年のカギョン里長殺人事件の後、実家を焼き払い、自分の痕跡を完全に消そうとしたようだ。なので、写真が無い。
今回の捜査のために、一番最近のト・ヒョンスを知る中華料理店の店主に話を聞いて似顔絵を作る予定だ、と。
チェ刑事が「こいつ幽霊だな」と口を挟んだ。
なぜなら住民登録証の未発行、クレジットカード、携帯電話、銀行口座の記録もない。一体どうやって生活しているのだ?
それを聞いて、チーム長が、家族構成を質問する。
ヒソンの実家
ヒソンの父が帰宅すると、家政婦がメモを取りながら玄関に迎え出る。
「私がやります」と返事をする父。
ヒソン母の薬局
ヒソンは母の薬局にいた。そして、ビンタをされた。「なぜお前の話をテレビでしている!」と母は怒っている。
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ヒソンは、「僕も調べています」と答えている。母は、息を殺して生きるべき人間が、なぜ殺人事件を起こすのか!?とヒステリックに叫んでいる。
ヒソンは、僕には無関係だと弁解しているが聞いてもらえない。
「お前がこんな人間だと知っていたら、絶対にペク・ヒソンにはしなかった」
本物ヒソン
父は、クローゼットを開けた。その奥に隠し部屋があった。
そこに管と人工呼吸器に繋がれた男が、ベッドに横たわっていた。
それが、本物のペク・ヒソンだ。
続く。
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