今回ご紹介する12話では、ハソンが本当の王に生まれ変わるために、努力する姿が描いていました。
しかし、シンチスが道化師ハソンの正体に気付き、ドラマの緊張感が高まりました。
では早速、韓国ドラマ『王になった男』12話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介していきます。
前話がまだの方はこちらからどうぞ。
目次
あらすじネタバレ
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ソウンの代わりに矢に当たって倒れたハソン。
しかしその時、チャンムヨンが現れ、二人を狙った刺客を追いかけました。
そして、ソウンは倒れたハソンを安全な場所に連れて行って、看病をします。
ハソンはチャンムヨンとソウンのおかげで、無事に目を覚ますことができました。
ソウンは目を覚ましたハソンに「世界中が私の悪口を言い、後ろ指をさしても耐えます」と言いました。
彼女は自分のために、命までかけ矢に当たったハソンを、受け入れることにしたのです。
それを聞いたハソンは「王妃は今、2人の命を救いました。もしあなたが死んだら、余もついて死んでいただろう」と、切ない思いを伝えました。
危機に瀕したイギュの前に現れた者は?
ハソンの代わりに、明の使臣ボムチャを訪ねて、死の危機に直面したイギュ。
彼の前に現れた人は、ほかでもないシンチスでした。
シンチスはボムチャに「どうかイギュの罪を許してほしい」と、頭を下げました。
しかし、イギュは「そうするわけにはいかない」と言い、「私は殿下の臣下資格で来たのです。命を救うためにこの国と殿下の名前を汚すことはできない」と、朝鮮に対する忠誠心を示したのです。
ボムチャは「朝鮮の臣下の中にお前のような者もいるのか」と、イギュの忠誠心に感動しました。
そして、「明日、再び宮廷に行く」と伝えます。
宮廷に戻ったハソン
しかし翌日になっても、王は宮廷にいませんでした。
それで、ボムチャは激怒しました。
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その時、矢に当たって負傷し意識不明となっていたハソンが、宮廷に到着しました。
それでもボムチャは「皇帝陛下が送ってくださった使臣を無視するのは、皇帝陛下を見下すのと同じだと思いますが」と言い、怒りを抑えませんでした。
すると、ハソンは「虎を捕りに行って遅くなったのだ。最近捕ったものの中で一番良いものなので、皇帝陛下に渡してほしい」と虎の皮をプレゼントしました。
実はハソンがボムチャに渡した、虎の皮はハソンの寝所にあったものでした。
ボムチャは虎の皮に尾がないのを見て、不思議に思いました。
これに対し、ハソンは「捕まえてから分かった。しっぽのない虎とは。朝鮮では貴重な物だから、皇帝陛下にそう伝えてください」と弁明し、危機を免れたのです。
しかしボムチャは「皇帝陛下がシンチスのような忠臣を退いたという知らせに、非常に驚きました。朝廷にシンチスを再び入れろという皇帝陛下の命令がありました」と伝えるのです。
結局ハソンは仕方なく、その条件を受け入れることにしました。
朝鮮の援軍を出させようとする明
そのころ、国境を威嚇する後金と明国の間で、戦さがおきようとしていました。
シンチスは明に味方し、明に軍事支援をすることを提案します。
さらに、「倭乱当時に明が支援したことを忘れてはならない」と言うのです。
しかし、ハソンは「子どものような民を火の中に入れるようなことはできない。明に罪人になっても、民に罪人になることはできない」と言い、反対しました。
また「それならば、士大夫(官職者)や儒者たちとともに戦争に参加してください」と伝えます。
ハソンの反対に、シンチスとその意に従う臣下たちは戸惑いました。
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ハソンが軍隊を支援してほしいという明の提案を断ると、ボムチャはシンチス、チンピョン君と密かに裏取引を始めました。
ボムチャは「半年以内には、明に援軍を出さねばならない」と述べたのです。
これに対し、チンピョン君は「僕が王の座に登れるなら、それは何でもできますよ」と、露骨に逆心をあらわにしました。
シンチスに捕まったダルレとカプス
本格的な大同法施行を控え、ハソンは民衆の考えを探るため、イギュとともに漢陽の都城に向かいます。
ハソンは、イギュに「私が担うべき王の仕事のために、自分が今まで大切にしてきた絆を、断ち切らなければならない、ということを悟った」と伝えたのです。
また、「ダルレを安全な場所に送ってほしい。それでこそ私は、心を断ち切りやすいと思う」と語りました。
その頃、王が兄のハソンの顔とそっくりだという事実を知ったダルレ。
彼女は王が都城に来るという知らせを聞き、王の顔を確認するために都城に向かうのでした。
しかしそこで、ダルレはシンギョムと出くわしてしまいました。
ダルレはシンイギョムを見て、びっくりして恐れます。
ぶるぶる震えているダルレを見たカプスは、かつてダルレを強姦した男がシンイギョムだ、ということに気づいたのです。
彼はあっという間に、シンイギョムに向かって、鎌を振り回しました。
カプスが振り回した鎌で、シンイギョムは腕にけがをしました。
結局、カプスは義禁府に連行され、一人残されたダルレはシンチスの家に連れて行かれしまったのです。
シンチスに自分の正体を明かすハソン
この知らせを知ったハソンは「余は、どうすればいいのか」と不安に震えました。
すると、イギュは「私を信じて待ってください」という言葉を残したまま、カプスに会いに行きます。
しかし、ダルレはあっという間に、どこかに姿が消えてしまった状況です。
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そして、ダルレからイホンの短剣を見つけたシンチスは、ハソンのところに持っていきました。
その短剣は、先王が王イホンに残した大切な遺品でした。
シンチスはハソンに短剣を見せ、「私の息子のシンイギョムを害したカプスという道化師と共にいた、ダルレという子が身につけていたものです」と伝えるのです。
続いて「明の皇帝が下賜したものですが、卑しい道化師のやつが持っていたものが信じられず、持ってきました。王がお持ちの短剣と、合っているか確認してみましょう」と述べました。
短剣を見たハソンは戸惑い、「昼間、外出する時に持っていたのですが、その時に落としたようだ」と言いました。
それを聞いたシンチスは、ハソンが短剣についてよく知らないことに気づきます。
彼は「お前、お前の正体を明らかにしろ。ダルレという子が今、私の手中にいる。お前は誰だ!」と問い詰めました。
すると、ハソンは2両をシンチスの前に投げるのです。
そして、かつてシンチスに打たれたことを思いだし、「私があの時の犬の値段、2両だ!」と言い、自分が道化師ハソンであることを明らかにしました。
ようやくハソンの正体を理解したシンチスは、大笑いしました。
感想とみんなの口コミ
ハソンの正体がソウンにがばれるやいなや、今度はシンチスにもばれてしまいました。
ダルレを拉致したシンチスは、おそらくダルレの命を救うためには明に兵士を送るよう脅迫するでしょう。
ハソンがどんな答えを出すか気になりますね。
こちらには他の視聴者の感想の口コミをまとめてみました。
一緒に見てみましょう!
https://twitter.com/memor_yjg/status/1097675165561802752?s=20
かなり遅くなりましたが、12話になってようやく、ハソンとソウンがお互いの名前を知らせ合いながら、格別な間柄になりましたね。
ソウンもハソンを王として受け入れようとするので、これから見せる2人の幸せな未来を、 期待しています。
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イ・ビョンホン主演の映画『王になった男』は、韓国のアカデミー賞と呼ばれる大鐘賞で、史上最多の15部門を受賞した作品です。観客動員1230万人を越える大ヒットを記録し、2012年の韓国映画界を代表する1本となっています。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
偽の王ハソンとイギュにすべての権力を奪われたシンチス。
シンチスはこの2人に復讐をするために、明の使臣と手を取りました。
そして最後には、とうとうシンチスも、ハソンの正体を知りました。
果たして、ハソンとイギュがこの危機をどうやって克服するのか、楽しみですね!
すごく発展したね。